2011.06.01 Wed

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麦ほめに帰ります

訳者など:一色 悦子 ()

出版社:新日本出版社

 未来、捨てられたロボットがビルを出て、麦畑にあるケヤキの木に近づくと、そこに兵士がやってきて、それから足軽が。  みんな違う時代を生きていたはずなのに何故?  だれもが戦に関わっていたことがわかってきます。そして、死んだ。  それでも麦は実っていて、二人と一体は麦踏みと麦ほめを。豊かな実りを祈って。絶えた命を愛おしんで。  一色の寓意に満ちた短編に、国井の強いタッチの画がリアルさを付け加え、良質な作品に仕上げています。

カテゴリー:こども 教育 / 平和 戦争 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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