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外国から来た魚―日本の生きものをおびやかす魚たち

2011.06.01 Wed

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外国から来た魚―日本の生きものをおびやかす魚たち

訳者など:松沢 陽士 ()

出版社:フレーベル館

 写真家の松沢が、豊富な写真と共に外来魚の問題を語ったノンフィクション。  日本各地での事実が記されていく。そしてそれでも、たとえ外来魚でも、泳いでいる写真は美しい。  魚を撮るのが好きな松沢は決して、外来魚=悪といった単一視点ではなく、起こっていることと思っていることを、痛みを伴いながら率直に記していく。  今外来魚をどこかへ移動することは禁止されている。当然だ。が、では、外来魚を釣った釣り人はどうすればいいのか? リリースもできない。持ち帰ることも出来ない。その場で殺すしかない。これは魚好きにはかなりきつい。といったことを。  ここに答えはない。でも、考えてもいいことはたくさんある。

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