2011.06.01 Wed

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タップのゆめ (講談社の創作絵本)

訳者など:アン マサコ ()

出版社:講談社

 すごい。人間ってすごい技を持っている。  ミニアチュアサイズで作った立体造形による、絵本。  私たちは、また一人素晴らしい作家のデビューに立ち会える幸せを得ました。  靴の修理屋さんのところにはいろいろな傷んだ靴があります。スニーカー、ワラビー、バレエシューズ。  それぞれがそれぞれの役目をこなして、ここにやってきています。  タップシューズもその一つでした。  どれだけ大切にされてきたシューズか、修理するおじいさんにはわかります。丁寧に丁寧に修理して、持ち主に返してあげましょう。  といったストーリーも素敵ですが、そのストーリーに沿った画面が一つ一つ、立体造形で作られているのです。  それもとびきりの想像力と愛情で!  生きる勇気をもらえるなあ。

カテゴリー:くらし 衣食住 / こども 教育 / 芸術 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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