2011.06.01 Wed

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地球と宇宙のおはなし (講談社の翻訳絵本)

訳者など:チョン・チャンフン ()

出版社:講談社

 タイトル通りの宇宙解説絵本です。  それは普通ですが、山福の版画が良いです。  宇宙画といえば、昔は細密画が子どもをときめかせ、今はCGが3Dまで含めてありそうな姿を見せてくれるのですが、版画の場合、そのリアルをはなから放棄せざるをえず、あくまで山福のイメージで太陽が、地球が、月が描かれていきます。  太陽はただ赤く丸いのではなく、エネルギーが矢のように発しているように描かれたりね。  そして、細密画ではないので、星から人々の暮らす風景までが同じタッチで描かれる。 これはなかなか感動的です。

カテゴリー:こども 教育 / 芸術 / 環境 グローバル / 自然科学 技術 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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