2012.03.05 Mon

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川のうた

訳者など:ラングストン ヒューズ ()

出版社:光村教育図書

 ヒューズの最も鋭いイメージの詩とのコラボでルイスが絵本を造りました。  アメリカではともかく、日本ではかつてほどヒューズの詩は親しまれていないかも知れません。こうして絵本として再現されることで、ヒューズの詩に興味を持つ人が、若者が、多く生まれるならとてもうれしい。  絵によるルイスの解釈はユニークさや新解釈を目指すより、ヒューズの詩の再現に努め、背景としてあります。この詩は若さの勢いで書いてみたところ、奥深くの真実にまでたどり着いた感じがあって、そこがダイナミックでスリリングであるのですが、ルイスの絵は年上の友人のように、ニコニコとしてたたずんでいます。 詩をじっくりと楽しめる作品。

カテゴリー:ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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