女性史・ジェンダー史
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鎌田とし子・著『「女性史」を生きた社会学研究者の生涯』 ◆鎌田とし子
2024.11.20 Wed
女性社会学者の大先輩、鎌田とし子さんが自伝『「女性史」を生きた社会学研究者の生涯』を自費出版なさいました。副題の「血さわぎ心躍る日々」に著者の思いが伝わってきます。「虎に翼」のモデル、三淵嘉子さんだけでなく、各分野で地道に足跡を残してきた先輩方のおかげで私たちの今日がある、ということがよくわかります。すてきな表紙の写真は調査地の一つであっ…
タグ:女性史 / 女性史・ジェンダー史 / 社会学
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【女の深読み「てるてるRC」通信】 堀越英美・著『女の子は本当にピンクが好きなのか』 ◆関知恵子
2024.11.11 Mon
<てるてる Reading Circleとは?> 2012 年に女性学(「女性の女性のための女性による学問」)の第一人者である故井上輝子先生が和光大学を定年退職後「木曜研究会 」をスタート。2014年度に「GF読書会」と名称変更し、WANサイトの女性学講座コーナーに半期ごとの活動報告を掲載。2021年に井上先生が逝去された後は「てる…
タグ:本 / ジェンダー / 読書 / 井上輝子 / 女性史・ジェンダー史
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伊集院葉子・著『采女 なぞの古代女性:地方からやってきた女官たち』 ◆池川玲子
2024.10.02 Wed
「采女幻想」を、くつがえす 伊集院さんはいつも旅をしている。 2014年の『古代の女性官僚 女官の出世・結婚・引退』(吉川弘文館)の冒頭では、鳥取県のお寺の裏山を登っていた。八世紀初頭の都で、女官として勤め上げた豪族女性の墓に詣でるためである。この本が明らかにした女性官僚のリアルな実像(それこそ採用条件、配属先、業務、勤務評定、そして…
タグ:女性史 / 日本の女性史・あゆみとくらし / 女性史・ジェンダー史
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【女の深読み「てるてるRC」通信】 井上輝子・著『日本のフェミニズム 150年の人と思想』 ◆渡邉愛里
2024.09.25 Wed
<てるてる Reading Circleとは?> 2012 年に女性学(「女性の女性のための女性による学問」)の第一人者である故井上輝子先生が和光大学を定年退職後「木曜研究会 」をスタート。2014年度に「GF読書会」と名称変更し、WANサイトの女性学講座コーナーに半期ごとの活動報告を掲載。2021年に井上先生が逝去された後は「てる…
タグ:本 / ジェンダー / 読書 / 井上輝子 / 女性史・ジェンダー史
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姫岡とし子著『ジェンダー史10講』(岩波新書)をイチオシする ◆米田佐代子(女性史研究者・ミニコミ図書館運営スタッフ)
2024.03.18 Mon
「女性史・ジェンダー史」の総合的入門書 姫岡とし子さんの新刊『ジェンダー史10講』には、第1講「女性史研究の始動」の中に「女性史研究の拠点としての地域女性史」という項目があり、ご希望によりWANのミニコミ図書館収蔵「全国女性史研究交流のつどい報告書」所収の写真が使われている。かつて「女性史はジェンダー史に発展解消するのか」という議論もあっ…
タグ:本 / ジェンダー史 / 女性史・ジェンダー史
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3巻本合評会オンライン参加申込3月4日まで『<ひと>から問うジェンダーの世界史』3巻本(大阪大学出版会)が全巻刊行のお知らせ
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<シリーズ「全国女性史研究交流のつどい」報告集を読む③>第4回報告集・愛媛――今を問う! 地域に住む女たちの「ここを変える」精神の新しさ ◆長谷川 啓
2021.01.07 Thu
【女の本屋】から 2021年1月23日開催予定のブックトーク「シリーズ・ミニコミに学ぶⅣ」(WANミニコミ図書館主催)でとりあげる『全国女性史研究交流のつどい・報告集』の書評を3回にわたって掲載します。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆本書の今日的意義 冒頭に掲げられた本書の趣意「ここに生き住み働き学び たた…
タグ:女性史・ジェンダー史
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<シリーズ「全国女性史研究交流のつどい」報告集を読む②>第11回報告集・東京――「中央としての東京ではなく、地域としての東京」につどう ◆植田朱美
2020.12.19 Sat
【女の本屋】から 2021年1月23日開催予定のブックトーク「シリーズ・ミニコミに学ぶⅣ」(WANミニコミ図書館主催)でとりあげる『全国女性史研究交流のつどい・報告集』の書評を3回にわたって掲載します。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 各地域で受け継がれた「女性史のつどい」 …
タグ:女性史・ジェンダー史