2つご紹介します。
https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/Q2MLZW2G9R/
銃後の女性を女性画家が描いた、大東亜戦皇国婦女皆働之図。
ETV特集の番組になっています。
描かれているのは戦時下の女性ばかりで、描いたのも女性。
記録画から、加害と被害について考えます。
(以下、NHKのサイトから転載)
番組タイトル「女たちの戦争画」
戦時中、戦意高揚を目的に描かれた戦争画。ほとんど知られてこなかった異色の作品がある。『大東亜戦皇国婦女皆働之図』幅3メートルの画面を埋め尽くすのはさまざまな仕事に従事する女性の姿。色は不思議と明るい。描いたのは洋画家・長谷川春子を委員長とした女性画家集団。戦争による人手不足ははからずも女性に活躍の場を与え、女性画家にとってもこの大作は絵筆を披露できる好機に。写真家・大石芳野が知られざる物語に迫る。
9月1日(木)午前0:00 ほか 放送予定
NHKプラスでも配信中
番組HPはhttps://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/Q2MLZW2G9R/
大東亜戦皇国婦女皆働之図を研究してきた、
美術史家、吉良智子さんがご出演です。
画家 長谷川春子。
その姉で劇作家の長谷川しぐれがつくった、書き手も編集者も全て女性の雑誌 「女人藝術」が当時ありました。
三岸節子は春子を姉のように慕ったそうです。
春子は、彼女たちは、軍部に利用されたのか?
貴重な記録や証言の研究がもとになっている番組です。
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もう一つ、番組のご紹介します。
「女性と戦争 知られざる陸軍・女子通信隊 」(みんなのプラス ジェンダーをこえて考えよう)
これまであまり知られることの無かった陸軍・女子通信隊。
女性と戦争協力、「女性兵士」、戦争とジェンダーを考える上で重要です。
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0029/topic083.html
https://twitter.com/nhk_kurogen/status/1563481955571990530
(以下、https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0029/topic083.htmlより転載↓)
77年前に終戦した太平洋戦争。
当時、戦力の主力が航空機となる中、敵機を見つけ迎撃したり、空襲警報を出し市民を避難させたりする“防空”は重要な任務だった。
その防空作戦を担った陸軍・軍司令部には“女の兵隊”がいた。
20歳前後の独身女性たちが軍の制服に身を包み、「女子通信隊」として働いていたのだ。
「軍人=男性」、女性は銃後で男性を支えるという“当たり前”を超え、戦争の時代を生きた女性たちを取材した。