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ヤマザキマリ 『男性論』

2014.02.19 Wed

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.古代ローマと現代日本を風呂文化でつなぎ大ヒットを記録した漫画『テルマエ・ロマエ』。

その作者であるヤマザキマリさんが、ハドリアヌスからラファエロ、スティーブ・ジョブズ、安部公房まで、

確かな技術と空想力をもった古今東西”いい男”たちの魅力を語り尽くします。登場するのは既存のあり方に捉われず、

新たな次元を切り拓いたボーダレスな男たち。彼らの魅力を語るうち浮かび上がるのは、

十七歳で絵画を学びにイタリアへ、世界各地をめぐりながら負けず劣らずボーダレスに生きてきたヤマザキさんの半生です。

さらなる読みどころは、「置かれた場所で咲かない」を体現する著者が、内向き日本に喝を入れながらも

一人ひとりがルネサンスの種をまくことの大切さを語った、時代を切り拓くためのヒント。

男前、いや、女前に生きたい女性の、さらには、殻を破りたい男性たちの背中を押してくれること請け合いの、

次なる一歩を踏み出すためのパワーにあふれた一冊です(編集者・鳥嶋七実)








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