
なぜ女は服従するのか?
家庭や職場など女の服従はどこにでもあり、女は進んで劣位に甘んじている。それはなぜなのだろう。フェミニスト自身にとっても長らくタブーであった「服従」の理論と真相を、フランスの新進気鋭の哲学者マノン・ガルシアがボーヴォワールの『第二の性』を手がかりに解明する。
男性優位社会という「状況」に生まれた女はあらかじめ〈他者〉として客体化されており、自分自身の身体を「生きる」前に「見られる」社会的身体となってしまう。男による性的所有が可能なことを合図するひとつの身体だという意識をもった女は、主体としての自己承認を求めることをせず、自分が受動的で服従する運命にあるととらえてしまう。
――実存主義や現象学などの理論を通して、服従の自発性と再生産の仕組みが今明らかになる。
◆書誌データ
書名 :生まれつき男社会に服従する女はいない
著者 :マノン・ガルシア
訳者:横山安由美
頁数 :232頁
刊行日:2023/7/20
出版社:みすず書房
定価 :3,500円+税
(出版社リンク)
https://www.msz.co.jp/book/detail/09614/
慰安婦
貧困・福祉
DV・性暴力・ハラスメント
非婚・結婚・離婚
セクシュアリティ
くらし・生活
身体・健康
リプロ・ヘルス
脱原発
女性政策
憲法・平和
高齢社会
子育て・教育
性表現
LGBT
最終講義
博士論文
研究助成・公募
アート情報
女性運動・グループ
フェミニストカウンセリング
弁護士
女性センター
セレクトニュース
マスコミが騒がないニュース
女の本屋
ブックトーク
シネマラウンジ
ミニコミ図書館
エッセイ
WAN基金
お助け情報
WANマーケット
女と政治をつなぐ
Worldwide WAN
わいわいWAN
女性学講座
上野研究室
原発ゼロの道
動画






