近所にある大好きなフランス料理屋さんがシェフの代替わりをしてしまいました。新しいシェフのお料理は、とってもきれいでおしゃれで軽くて美味。文句はまったくない出来栄え。グルメ本でも高評価で登場しているのです。
なれど。ああ、武骨にしてしかしときに繊細な「私は好きなものをつくるんです」的な、あのお料理がもはや食べられないとなると、つらい、切ない・・・シェフは私の夫と同い年なのだから、老いていくのも同じになるだろうし、彼がフレンチを作れなくなる時期と我々がフレンチを食べれなくなる時期が同時に来るだろう、という見通しの下、もう我々は一生このシェフのお料理を食べていればいいのだ!と安心しきっていた私たち。かなりショックを受けています。
家族のお誕生日のお祝いに、大事なお客様が来たときのディナーに、と活用していたのになあ。美味しかったメニューは数知れず。白アスパラガスのゆでたのもソースが濃厚で美味しかったなあ。ウズラの姿焼にリゾットを添えたのは私的には定番中の定番で、メニューにあるとついつい頼んじゃいました。カモのパイ包みも、手間がかかりまくった一品。あるときはブルゴーニュワインを4本持ち込んで4人で食べ始めて、5本目も開けてもらって、7品くらい食べ続けて、デザートワインもまだ飲んで、次の日は完全休養日となってしまったこともありました。シェフに「二日酔いか食べ過ぎダウンは必至」と心配されたりもしたのですが、もはやああいう食べ方はできない・・・若いって素晴らしかったなあ・・・
本当にいろいろ食べてすべて美味しかったのですが、それにしても、いま無性に食べたいのは、なにげない「リヨン風サラダ」。シェフのもっているメニューの中では、このサラダはそんなに凝りまくったお料理ではないけれど、リヨン風サラダって、わたくし大好きなんです。ベビーリーフヤルッコラといった生野菜とベーコンのカリカリ炒めたのとクルトンとポーチドエッグが入っていて、ここまでが定番らしいけど、ここのにはリヨン風ソーセージもついていたっけ・・・
もともと生野菜のサラダってそんなに好きじゃないんだけれど、ここの生野菜が大好きだったのは、そもそもの野菜の味がしっかりしているというのが大きいんでしょうし、ドレッシングがおいしいというのもあるけれど、上手に水切りがしてある、というのも重要!ということに気づきました。それ以来、うちでもサラダをつくるときには水切りをきちんとすることにしました。
そこで活用するのがこちら、サラダスピナー。けっこう大型です。ボールとざるがセットになっていて、洗った野菜をザルに入れて、ふたについている取っ手を押したらザルが回り、遠心力で水分を飛ばすという仕組みになっています。自力で(?)ザルを振るよりもしっかり水気はとれます。そのうえでキッチンペーパーで野菜を取ったりすれば、より完璧ですが、地球資源的にどうなんだろう?とも思ったりもしちゃいますよね。このサラダスピナーなら何度でも使えます。野菜の向きを少し変えてもう一度回すともっと水分がとれたりもします。
私の自宅にあるのは、サイトディレクター会議でIさんにもらったものですが、Iさんのサラダもとってもおいしかったので、なるほど水切りをする価値はあるなあ、としみじみ理解を深めたのでした。
けれども、このサラダスピナー、収納がかさばるんですよね。納戸に鎮座ましている姿をみると、折り畳み式ってできないのかしら?と、カイリョウミンゾクニッポンジン(?)の私は思いつつ、自力であの「リヨン風サラダ」を再現できないものかと、今日もくるくるスピナーを回してみるのです。
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