2011.04.25 Mon
パソコン解体レポートの二回目。でも、怠け者の私、何もしないでいたら、もう、締切がやってきた。大あわてで、ドライバーを取り出す。
ただ、どうしたことか、昨夜から、とってもきつい、変な頭痛というか耳痛というか、におそわれている。痛みが襲うたびに、顔をしかめ、「いたたたた」と思わず声が出るほど痛い。今までの経験から考えると、たぶん、筋肉痛だろうと思うのだが、場所が場所なだけにちょっと、いやな気分。それで、今日はほとんど、何も出来ない状態なのだ。
だからよく、母親に言われたのだな。「ぎりぎりまでほうっておいたら、何があるかわからないから、早い目にやりなさい」と、子どもの頃から、いつまでたっても宿題をやろうとしない私に、よく小言を言っていた。かく言う母は、何でも早い目早い目にする人で、ぎりぎりが嫌いなんだそうだ。こういうところは、見倣うべきだったが、どうもぎりぎりまで御輿の上がらない暮らしが、結局、60年続いてしまって、今頃、反省している。な~んか、ぎりぎりにならないと、やる気になれないのよね。なぜなのかしら?
それで、今回、手抜きのレポートです。ごめんなさい。
まず、先週紹介しました、エプソン製のタワー型のケースを開けます。講座の中で、一度だけ、実習したのだけど、だいぶん仕様が違うのと、共同作業だったのと、ほとんど説明を覚えていない、という致命的な原因のため、全然サクサクいかない。とりあえず、開けます!
側板をドライバーではずしたら、後ろにスライドさせるだけで、側板が取れた。
側板を開いたら、中身はこんなふうになっています。
ケーブルをはずす前です。左上にあるのが、電源ユニット。
右上にあるのが、上から順に、光学ドライブ(写真の右側側面にはCDの挿入口があります)、FDドライブ(まだ、そんなの使ってたんだ、、、)、ハードディスクです。
ケーブルをはずすのですが、これが結構、手間取りました。固いし、なかなかはずれないし、、、。
マザーボードの部分です。↓
マザーボードというのは、CPUとかメインメモリーやその他のパーツを装着する基板で、パソコンを動かす回路が集積しています。写真では、CPU(真ん中のファンの下に取り付けられています)とメインメモリー(その右の黒い板)が装着されているのが見えます。
CPUというのは、パソコンの演算処理をする部分で、central processing unit の略です。このCPUの性能によって、パソコンのお仕事ぶりが変わってきます。熱を持つので、ファンを取り付けて、温度が上がりすぎないように調節します。このファンの下に、ヒートシンクというやっぱり温度が上がらないようにする部品がついていて、さらにその下に、CPUが取り付けられています。
メインメモリーは、主記憶装置と呼ばれるもので、CPUが使うメモリーです。CPUがここに演算作業するときの様々な情報を置きます。とても処理能力が高速なのです。でも、電源を切ったら、すべて、忘れます。記憶していません。だから、パソコンを使って文書を作っても、保存しなければ、せっかく作った文書がなくなってしまって、青くなる、というようなことが起こるのですよね。そのために、補助記憶装置(多くの場合、ハードディスクを使いますね)に「保存する」という手順を踏みます。CDやFDなども同じように、補助記憶装置です。
言い忘れましたが、パソコンのケースを開いて、内部を触る時には、静電気を除去してから触らないと、パーツがいかれたりするそうです。静電気の除去方法で一番よいのは、水道水で手を洗うこと、あと、金属製のものにさわっておくことだそうです。
ハードディスクと接続していた平たいケーブルを抜きました。ケーブルにはいろいろ規格があって、この平たいケーブルは、パラレルで信号を送ります。2カ所、接続できるコネクタがあるので、ハードディスクをもう一つ増やすことも可能なようになっています。これね。↓
右側に見える白い3本の細長い物は、PCIスロットです。4本目も一番右側にあるのですが、ボードが挿さっています。たぶんグラフィック・ボードだと思う、、、、。
CPUの上に載っていたファンを取りました。↓ (写真を90度、右に回転させました。)
ファンを取り除いた下に見えるのが、ヒートシンクです。すごい埃です。これを使っていた当時、そういうこと、考えたこともなかったんですが、、、。ちなみにこういうのは、掃除機なんかを使っては駄目で、エアーダスターとかで、埃を吹き飛ばすのだそうです。
それにしても、もう使うつもりのないパソコンだから、簡単に開いているけど、現役だったら、こうはいかないな、と思うばかりです。だって、知識なさ過ぎ。
左側にあるピンクと黄色のカラフルな部品は、ピンクがプリンタ接続ポートで、黄色が、アナログRGBポートです。アナログRGB端子にプロジェクターケーブルをつないで、パソコンの画面を映し出したりできるのですよね。ノートじゃないから、ほとんどやったことないけど、、、。
そう言えば、最近は、自分のノートPCを持って行ってプロジェクターと接続して、パソコンの画像を映し出そうとすると、とても簡単に認識してくれるようになりました。昔は、なんか、うまくいけばラッキーで、うまくいかない方が多い、みたいな感じで、ストレスがたまりまくりました。いっつも、最後は、技術系の男の人が来て、やってくれる、みたいな感じがあって、それもストレスの源でした。
ITは歴史が浅いので、女性も男性と同等に習熟できる、と言っていた人がいましたが、ほんとうにそうなのかな、と思ったりもします。今、30代半ばの娘が、高校時代に、男子はパソコン、女子が家庭科、と言っていたのを聞いて、アタマに来たことがありますが、それ以上の年齢になると、やっぱり、女性はメカから遠ざけられていたのでしょう。本当に、その方面が好きな女性は、いつの時代もいますから、私の年代でも工業高校へ進んだ女子はいましたが、多くの人は、突出して一つの分野に秀でているわけではありませんから、まわりが方向付けるままに道を決められていった、ということがあると思います。この年にして、そこに逆らおうとするのですから、まぁ、苦労します。おまけに、怠け者なので、するすると覚えられるわけではないこの方面の勉強は、ちょっとは努力が要りそうです。
このハードの仕様があって、そこにOSが載ってくるのですが、このOSがまた、マイクロソフトの独擅場ですから、ね。マイクロソフトがパソコンにプリインストールしているOSとアプリケーションを、何も疑わずに教える講座ばっかりなので、世の中には、ワードとエクセルしかないと思っている人もいるみたいだし、そんなにマイクロソフトに牛耳られたくない、と身の程知らずに思うのですが、でも、まだまだ道が遠くて、、、、。
パソコンの中身は次に続きを書きます。頭というか、耳というか、どうも痛みが去らないので、今日はここまでで、ごめんなさい。
カテゴリー:パソコン事始
タグ:パソコン
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