アートの窓

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イトー・ターリ プロフィール

2009.05.26 Tue

イトー・ターリ
パフォーマンス・アーティスト

活動歴
1974 和光大学人文学部芸術学科終了
1976縲鰀78 マイムグループ気球座に所属
1982縲鰀86 オランダのHet Klein mime theatreに所属およびダンス、マイムグループのプロジェクトに参加
1987 帰国後、パフォーマンスアートに移行1987縲鰀88 檜枝岐パフォーマンスフェスティバルに参加
1990縲鰀91 アジアフェミニストアートAFAに所属
1990 カナダ横断9都市ツアー「パフォーマンスフロムジャパン」ウエスタンフロント(バンクバー)企画
1991 アジアフェミニストアートAFAの企画、インドネシア、タイツアー
1991 田島パフォーマンスフェスティバル(福島)の実行委員
1992 民衆演劇フェスティバル(ホンコン)にafaのメンバーとして参加
1992 東京大阪行為芸術ヨーロッパツアー(ベルリン、アインドホーベン、ニース、ゲント)に参加『フェイス』
1993 ビスバッデン女性の美術館(ドイツ)
1994 フランクリンファーネスギャラリー(ニューヨーク) 
1994 第1回シアターX国際ダンスフェスティバル(東京)
1995 ウィメンズアートネットワークWANとして、ウィメンズパフォーマンスプロジェクト『ディスタントスキンシップ』を企画
1995 Women step East to West(リトアニア)
1996 第3回日本国際パフォーマンスフェスティバル(東京、長野)
1996 サードギャラリーアヤ主催、イトー・ターリ個展(大阪)
1996 パフォーマンスとマルチメディアフェスティバル(ケベック)及び5都市
1997 国際女性のアート交流展「Womanifesto」(バンコク)
1997 南斗六星主催イトー・ターリパフォーマンス公演(仙台)
1997 Haigo Festival L’art japonais actuel(フランス)
1998 東京都写真美術館企画展「Love’s body」
1999 第2回国際女性アート交流展”Womanifesto”(バンコク)
1999 トキアートスペース企画展BLOW UP’99 6人のシリーズ 
2000 第2回国際視覚芸術交流展(ケベック)
2001 Text&Subtext コンテンポラリーアジア女性アーティスト(シンガポール)
2001 山上千恵子監督フィルム「ディア・ターリ」に出演
2001 ウィメンズアート「越境する女たち21」展(東京)
2001 日韓ダンスフェステュバル(ソウルにて)
2002 第2回フェミニストアートフェスティバル「East Asian Women and Herstories」(ソウル)
2003 ナヌムの家・日本軍慰安婦歴史館式典でのパフォーマンス公演(ソウル)
2003 トロントのAスペースで個展
2003 東京バビロン企画パフォーマンスプロジェクト 
2003 「From My Finger—Living in the Technological Age」展(高雄)
2003 ハイウェイズ パフォーミングアートセンター(ロサンゼルス)
2004 {Borderline Cases ― 境界線上の女たちへ}展 FAAB主催(東京)
2004 ディプラッツ主催ダンスがみたい!に参加(東京)
2004 第6回シアターX国際演劇ダンスフェスティバルに参加(東京)
2004 イトー・ターリ個展パフォーマンス+インスタレーション+ビデオ『虹色の人々』
2004 A.R.T ギャラリー(東京)
2005 パフォーマンスin 石響(東京)『虹色の人々』
2005 F+Fプロジェクト フィンランドツアー(ヘルシンキ、ヴァーサ)
2005 栃木県立美術館主催『前衛の女たち1950-1975』展に参加(宇都宮)
2005 On the Move: The Body Projectに参加(香港)
2006 荒井真一企画「大東亜共栄軒1」に参加(大塚)『あなたをわすれない』
2006 8th International Art Action Festival Interakcjeに参加(ポーランド)
2006 Rencontre Internationale d’art performance de Qubec(ケベック)
2006 Viva! Art Action(モントリオール)
2006 アートコンファレンス「GAZE」に参加(東京・横浜)
2007 お茶の水女子大「文化/テクノロジーとジェンダー」で公演と対談
2007 港区男女平等参画センターリーブラで公演
2007 佐喜真美術館で公演(沖縄)
2007 シカゴ大学、イリノイ大学、LGBTセンター(N.Y)で公演
2007 ”Trauma-interrupted” 展 フィリピン文化センター (マニラ)に参加
2008 美学校ギグメンタに参加 「Mori-森 ― 人という森と森が出会う場所―」展(東京)
2008 「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」スタンドアップ集会(東京)
2008 Rainbow Arts Exhibition 2008(東京)
2008.08, 11 パフォーマンス「ひとつの応答」自主企画@PA/F SPACE
2008.11 第9回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議で追悼パフォーマンス
2008.12 ジェンダー研究とアートの現状 ― 「グローバリズ ム」再考でパフォーマンス
2009.01 パフォーマンス「ひとつの応答」自主企画@PA/F SPACE

1973 年、東京マイム研究所でマイムを学ぶことから始まったイトー・ターリの身体表現は、1982年から86年にかけてオランダに滞在した後から、パフォーマンスアートへ移行した。国内はもとより、アジア、欧州、北米において展開している。ゴム、鉄板、鏡、アルミなどの素材を駆使し、ビデオ、CG映像なども折り混ぜて行われる行為は、女性の身体や生き方が表現される。マルチメディアパフォーマンスである。
作品には「表皮の記憶」1989年、「フェイス」 1992年、「ディスタントスキンシップ」1995年、「自画像」1996年、「私を生きること」1998年、「恐れはどこにある」2001年、「狂った身体」2003年、「恐れはどこにあるー反戦編ーvol.1,2」、「虹色の人々」2004年、『MeditatingBody』2005年、「あなたをわすれない」2006年、「RubberTit」2006 年「ひとつの応答」2008年などのシリーズがある。

オルガナイズ

パフォーマンス活動と並行して各地のアーティストとの交流を深めると共に、ジェンダーについてのプロジェクトに積極的に参加している。1994年に作った、ウィメンズアートネットワーク(WAN)では、95年にパフォーマンスプロジェクト『ディスタントスキンシップ』と、96年にアートトーク+エキジビション『表現の現場』を主催した。97年、多くの人々に参加を呼びかけ直し、集ってきた人々と共に、シンポジウムの開催やイベントへの参加を経、2000年 12月から2001年1月にかけて、「越境する女たち21」を開催した。先達の話しを聞き、女性アーティストのカタログを集めたアートサロンと39組の参加者による展覧会を行った。この展覧会はアーティストが作り、かつジェンダー、フェミニズムの視点を打ち出した日本では画期的なものとなった。2002年 8月には日韓ウィメンズアート交流ツアーを組織した。
2003年PA/F SPACEを開設、セクシュアルマイノリティの拠点となる。2008年3月で経営を下りる。

プロデュース歴

1990,1991 田島パフォーマンスフェスティバル実行委員(福島県)
1990 パフォーマンスパースペクティブ(東京)
1995.05 ウィメンズパフォーマンスプロジェクト『ディスタントスキンシップ』(東京)
1996.12 アートトーク&エキジビション『表現の現場』(東京)
2000.12縲鰀2001.1 「越境する女たち21」展実行委員 代官山ヒルサイドフォーラム
2002.08 日韓アート交流ツアー(ソウル)
2004.06 「ボーダーラインケース」展実行委員(東京)
2006.12 Art Conference “GAZE” 実行委員(東京、横浜)

もっと知りたい方は↓
http://itotari.com

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