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パソコン事始・・・60の手習い(10)~サブネットマスクとデフォルトゲートウェイとSNSの話   パソ子

2011.12.25 Sun

 前回、IPアドレスのことを書きました。その時に、IPアドレスを確認する方法も書きましたよね。もう一度、みておきます。アクセサリーからコマンドプロンプトを選んで、コマンドプロンプトの場面で、ipconfigと入力してリターンキーを押しますと、表示されます。

クリックすると、拡大されます。

  これは、私の場合、ルータを利用しているので、プライベートアドレスなのです。ルータが自動的にプライベートアドレスを割り当てています。IPアドレスの下に、Subnet Mask(サブネットマスク) とDefault Gateway(デフォルトゲートウエイ) という文字が見えます。

これについて、説明をします。まず、私のパソコンのIPアドレスは、192.168.24.52 ですね。このドットで4つに区切られた数字は、それぞれ0~255の数値をとります。2進数で示しますと8桁分の範囲です。つまり、言い換えれば8ビットの4組ですから、32ビットの数値です。IPアドレスは二つの部分に分けて把握されます。前半はネットワーク部、後半はホスト部と呼んでいます。ネットワーク部が最初の8ビットの場合は大規模組織、二つめの16ビットまでが中規模組織、3つめの24ビットまでだと小規模組織というようにクラス分類されています。しかし、IPv4が枯渇してくることが危惧されるようになってから、このクラス分類よりもさらに細かく区切ることができるように、後述するサブネットマスクの考え方が登場してきます。クラス分類されている場合、サブネットマスクの表示は単純で、私の場合ですと、255.255.255.0です。これは、2進数に直すと、11111111.11111111.11111111.00000000となります。1はネットワーク部、0はホスト部と表現されますので、24ビットまでネットワーク部となります。すなわち、小規模の組織にあるということですね。192.168.~という数字は、小規模のネットワークで使われます。小規模のネットワークでは、192.168.0.0~192.168.255.255の決められた範囲でプライベートアドレスが割り振られているようです。調べましたが、なぜこの数値なのかは、わからないみたいです。もちろんグローバルアドレスと同じだと困りますので一定の数値が定められたのでしょう。プライベートアドレスですから、異なるネットワークで同じプライベートアドレスが使われていても、何ら問題はありません。

 通常、通信は、大きなネットワークをさらに分割した下部ネットワークを単位に行われており、それをサブネットと言います。サブネットの範囲を決めているのが、サブネットマスクです。上に述べましたネットワーク部とホスト部の区分はサブネットマスクで表示されますが、上に見たようにきっちり24ビットの区切りまで、ということもありますが、25ビット、26ビット、というような桁までネットワーク部が来ている場合もあり、どこまでがネットワーク部であるのかが示されています。同じサブネットに所属するパソコン同士だと直接通信が可能ですが、サブネットが異なる場合はルータを経由して接続します。自分のパソコンが属するサブネットの範囲を知りたい時は、IPアドレスとサブネットマスクを照らし合わせて導き出します。それぞれ2進数に直して照合する計算式があります。

 次は、3つめにあったデフォルトゲートウェイ。同じサブネットの範囲にあるパソコン同士なら、直接通信ができますが、異なるサブネット内にあるパソコンと通信しようとすると、ルータを経由して、外部に出て行く必要があります。その出入り口をデフォルトゲートウェイと呼んでいます。

 IPアドレスとサブネットマスクとデフォルトゲートウェイの3つの設定が間違っていると、正しく通信ができなくなりますが、通常は、自動で割り当てられますので、私たちは、何も意識せずに、通信を楽しむことができています。これは、ブロードバンドルーターなどに内蔵されているDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバーが働いているためです。

 技術の世界は日進月歩、よくもこんなものが作られてきたな、というのが最近の感慨です。それにしても、ネットワークは難しいです。頭が痛くなってきました。お読み頂いている皆さんも、わかりにくいと思います。

 前回予告したので、今回はとにかく、サブネットマスクとデフォルトゲートウェイの話題にしましたが、実は、もう一つ、書きたいことがありましたので、少しそれにも触れさせてください。

 私はあるSNS(ソーシャルネットワークサービス)を利用しているのですが、(mixiではありません。)そこで起こったことです。知人から送られてきた「従軍慰安婦」についてのイベント情報を、自分の日記に貼り付けました。忙しかったので、その告知だけをやっておこうと特に深く考えもせずに貼り付けて、何日もSNSにアクセスしなかったのですが、しばらくぶりに見てびっくり。バックラッシュと思しき人の反論がコメント欄に書かれており、アンチ慰安婦問題の集会のお知らせが貼り付けてありました。アンチの集会のお知らせを私の日記に貼り付けて貰っては困るので、それを削除しました。すると、今度はいやがらせのコメントがつけられ、「日記消せよ」、「売国奴」、「くそ団塊」と口汚く罵り始めました。そしてしつこく、アンチ集会の告知をいくつもいくつも長々とコメント欄に貼り付け、罵り言葉はエスカレートしていきました。何度か削除しましたが、きりがないので、管理人に通報しました。いくら何でも、私の日記を見にくれば、その人の行き過ぎた行動はわかりますので、迅速にそのいやがらせのコメントは削除され、その人自身も強制的に退会になったのだと思われます、そのSNSからいなくなりました。それで安心して、事務局の迅速な対応を日記で褒めていたのですが、数日後に自分の日記を見ましたら、私のその「従軍慰安婦」のイベント告知が消されていました。驚いて、「何も違法なことはしていないのに、どうして削除するのか」と事務局に問い合わせましたら、「あなたに落ち度はないが、ここにはいろいろな人がいるので、トラブルを避けるために削除した」との返事。

 実は、私が「従軍慰安婦」イベントの告知をしたとき、それまで友好的にアクセスしたり、伝言をくれたりしていた人たちが一斉に沈黙したのです。人々がさぁーっと潮が引くように引いていくのが目に見えるようでした。脱原発運動の告知は大丈夫で、いろいろな人がそこに賛同のコメントを入れたりしているのですが、「従軍慰安婦」問題は、まさにタブーに触れてしまったような雰囲気。お気に入りを取り消す人もいました。

 そのSNSは、比較的年配の人が多く参加しているところで、年齢的にも自分に合っていると思いこんでいたのですが、とんだ思い違いでした。それをきっかけに「従軍慰安婦」や「戦後補償」などのワードでそのSNS内を検索してみましたら、右翼団体の内部に踏み込んだかと思うような記事が続々、、、。ガーデニングの成果や登山の写真や手料理の紹介などの話題が多く、でも中には、原発問題や年金問題など政治ネタも普通に存在するSNSだったのですが、どうも私はここの暗黙のルールを犯してしまったようです。その後も、あしあとを見て、私のページを訪れた人を時々チェックするのですが、その一件以来、いかにもバックラッシャーと思えるようなハンドルネームをつけた人が毎日のように訪れていまして、監視されている感じがします。

 バーチャルな世界はリアルな世界と同じ、と考えた方がよいのか、と認識を改めました。あるいは、リアルな世界も私が見誤っていたかもしれない、草の根保守の浸透は私の想像以上かもしれないと思いました。

  あ、そうそう、話を元に戻します。自分のパソコンのグローバルアドレスを確認する方法ですが、いろいろあるらしいのですが、たとえば、インターネット上の検索画面で「確認くん」と入力すると、自分のグローバルアドレスやプロバイダー情報などが表示されます。この程度のことは、ウエブ上で読み取れちゃうということですね。

タグ:SNS / メディア / パソコン