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朝日カルチャーセンター★受講生レポートNO.12「日本のフェミニズム」

2011.10.07 Fri

【朝日カルチャーセンター★受講生レポートNO.12】「日本のフェミニズム」

★日本のフェミニズム:第6回/『権力と労働』★2011/10/1 上野千鶴子先生、大沢真理先生

≪シリーズ日本のフェミニズム~権力と労働≫

■貧困率の話はショックだった。この話だけでも受講してよかった。(日本は他の国に比べて恵まれていると思っていたのですが…。)
対談形式も楽しかった・・・が、最後の今後の政治の話は怖かった。(30代)

■私は1965年生まれ、均等法の世代です。今思うと女子社員のお茶くみが無くなったあたりから変わってきたなあと思えます。
男女の差がない会社に転職し、また外資に転職し、満足して働いています。(40代)

■実際の政策参画者のお話を聞くことができて興味深かった。
地方政治家を変えることから始めよ、いなければ自分が出よ、とあおられてしまった。
社会保障、所得再分配の逆進性についても、事実をつきつけられた。
実務家として、単に評論家的批判ではなく、事実を事実として認識し、その可否を判定するという姿勢に教えられた。(50代)

■非正規雇用者の増加・貧困化は景気が悪いので仕方がないと思っていましたがそれは違うということがわかりました。
大企業の内部留保の増加、トリクルダウン化説は誤りであることを知りました。
そういえば資本側はそれほど甘くなかったなあと、改めて思い出しました。
(学生の頃はそういうことに敏感でしたが・・・。) (50代)

■初めて参加させていただきました。
フェミニズムに漠然と興味を持っていましたが、70年代以降の歴史について勉強できました。
お話を伺って、日々、政治に目を向けていかねばと改めて思います。
上野先生のやさしい語り口が、心にすっと入ってきました。(60代)

■大沢先生、上野先生のタフさに言葉もありません。私は権力の締め付けに対して怖いと思います。
そこからどう一歩を踏み出せるのだろうと考えると、胃の辺りがしめつけられる感じがします。
それでも本日お話を聞くことができ、これまでの体験のナゾが解けたように思いました。(50代)

■大沢先生のデータを用いた話はとてもわかりやすかったです。
上野先生と二人の対談を目の当たりにできたことがとても嬉しく、あっという間の講義でした。(30代)

■大沢真理先生の資料ではっきりとデータを示されると、実感していたよりも厳しい状況であることにおどろいた。(30代)

■均等法が、職業区分(総合職⇔一般職、正社員⇔派遣、パート、バイト)を明確に定義することで、
これらの差による「区別」と銘打って公然と差別を行うツールに使われたことに思い至っておらず、興味深かった。(20代)

■70年代以降の女性の雇用条件が「良くなった」と巧妙に偽装されたこと、男女雇用機会均等法がその状態を推進させたことは驚きでした。自分の勉強の不足を痛感しました。
またネオリベ政権とジェンダー平等政策推進との関係、その後のバックラッシュとの相関関係が整理され、対決すべき「敵」の定義とその個別の対応方法がわかり、大いに収穫でした。(10代)

タグ:女性運動 / / 上野千鶴子 / バックラッシュ / 男女雇用機会均等法 / 大沢真理 / 拡がるブックトーク / 朝日カルチャーセンター / 権力と労働 / 受講生レポート / 貧困率 / 政策参画者 / ネオリベ政権 / ジェンダー平等政策推進

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