2013.03.02 Sat
女性の仕事とされてきた針仕事を制作に取り入れ、現代女性の声を綴るクラークソン瑠璃さんの刺繍展を紹介します。
期間: 2013年3月14日(木)〜3月20日(水) 12:00 ~ 20:00 入場料無料
会場: Nidi gallery 東京都渋谷区桜丘町9番17号 TOC第3ビル 408号室
◆3月16日(土)18:00 ~ 20:00 オープニングレセプション
◆3月17日(日)12:00 ~ 19:00「らくがき刺繍のワークショップ」 予約不要(キットおとり置きはご連絡ください)
〜プレスリリースから〜
このたび、クラークソン瑠璃は、Nidi gallery にて「悶悶WORDS」—現代家族のことば刺繍展を開催いたします。
「イクメン」「婚活」「大人カワイイ」など、家族や女性の生き方の変化に関するキーワードが話題に取り上げられて久しい日本。従来からある言葉「母」や「家族」という言葉でさえ、微妙にニュアンスが変わってきています。一人歩きし始めた言葉達は、「社会から求められる自分像」と「素の自分像」の境界線を曖昧にし、生身の人間を悶悶とさせます。
「悶悶WORDS」は、「耳障りな」言葉を、だじゃれや連想をもとに縫って装飾することで、言葉の使われ方や意味問う 作品群です。会場は、「家」にみたてられ、ドイリー(花瓶置きの布)の形をした布作品が、洗濯物のように連なります。
来場者は作品に手を触れることで、不明瞭だった 「言葉」と「自分」との距離の再調整を促されます。
布という肌近いアートを通して、現代家族の姿、女性のアイデンティティを見つめる本プロジェクトにご期待ください。
【クラークソン瑠璃(くらーくそん るり)略歴】
4カ国に育まれ、2005年慶応義塾大学環境情報学部卒業後、活動開始。
ザ・チョイス入賞やISETAN WAM賞など。
2011年「Home」(家事指南書zine)を発行し、Tokyo Art Book fair Feminine artist’s publication 参加。
同年より女性の仕事とされてきた針仕事を取り入れ、現代女性の声を綴る。
2012年Senses 99香港にて展示。
2013年には「WHY WHY WHY」(アートトラベルジャーナル)をスタートし、4コマ、写真、
文章を交えた総合的なコミュニケーションを図るなど、新たな試みも進行中。
AIT(アーツイニシアティブ東京)受講生。
【お問い合わせ】クラークソン瑠璃
email:artruri@gmail.com
web:http://ruri.node808.net
(marisu)
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