女の本屋

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読まなきゃもったいない 『大奥』 よしなが ふみ

2009.07.04 Sat

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 「男女逆転大奥」とオビに書かれているとおり、SF的発想によるコミック。若い男性だけが死んでしまう奇病が流行り、男女比の均等が崩れた江戸の町。“家”のために泣く泣く婿入りし、遊郭では男が身体を売り女が買う。幕府も例外ではなく、将軍は女。そして美男3000人が集められた“大奥”……。
 この設定だけで「ニヤリ」とする人も多いだろう。だが、よしなが ふみは、さらにヒネリを効かす。 女が男の名を名乗らなければならない設定の意味は? 種馬の役目を果たせなかった男の存在価値は?単純なパワーバランスの逆転劇でなく、緻密な仕掛けが仕組まれていることが、私たちのジェンダーへのイメージを、やわらかく膨らませてくれる。
 練り上げられたストーリーはもちろん、表紙を見てのとおり美しい絵も魅力的な、「読まなきゃもったいない」一冊。2006年、第5回センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2009年第13回手塚治虫文化賞大賞受賞作品。(horry)








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