2011.06.01 Wed

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ケイティとひまわりのたね (ケイティのふしぎ美術館)

訳者など:ジェイムズ・メイヒュー ()

出版社:サイエンティスト社

 非常に良くできた、楽しい絵画入門絵本シリーズです。  様々な著名作品を物語のように結びつけていくことで、興味を、いや親しみを与えてくれます。  設定は、おばあちゃんと一緒に美術館にやってきたケイティが遭遇する絵画との冒険。  今作では、ゴッホのひまわりをケイティが絵から床にぶちまけてしまい、それを見ていたゴーギャンの『踊るブルターニュの少女たち』が笑い、ケイティはその絵の中に。事情を知った少女たちは絵から出て、ひまわりを集めるのを手伝ってくれます。でも犬のサズーが、せっかく作った花束をくわえて、今度はゴッホの『夜のカフェテラス』の中へ・・・・・・。  という展開です。  美術館の絵画がケイティの想像力によって結びつき、活き活きと立ち上がっていく。  三作が一気にでましたが、これからもどんどん出るでしょう。楽しみ、楽しみ。

カテゴリー:こども 教育 / 芸術 / ちいさかったわたしといまちいさいあなたへ贈る本棚 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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