2011.06.01 Wed

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ゴッホ―風がはこんだ色彩

訳者など:キアーラ ロッサーニ ()

出版社:西村書店

 フィンセント・ゴッホの生涯を弟テオのそれと共に描いていく伝記絵本。  子どもの頃のエピソードからフィンセントの死までを描いていますが、画家ゴッホの現代の評価から見直すというより、出来るだけゼロ地点から語っているのに好感が持てます。 ゴッホの話を絵にするのは大変でしょうが、オクタヴィアは油彩から水彩まで様々なパターンを切り絵のようにコラージュすることで、絵画から距離を置くことに成功しています。この絵を眺めるだけでも価値ありです。

カテゴリー:こども 教育 / 芸術 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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