2011.06.18 Sat

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ステラがうんとちいさかったころ

訳者など:メアリー=ルイーズ ゲイ ()

出版社:光村教育図書

 ウキウキと登場した赤毛のステラとその弟トムのこのシリーズももう10年ですか。早いですね。  今作では幼かった頃のステラの目から、世界はどう見えていたかを描いています。  読んだみなさんもきっと、うんうんと納得される事でしょう。確かにそうだったと。  そうして現在のステラがあるというわけです。  ここには成長への不安はみじんもありません。  それは、このシリーズにはいっさい描かれませんが、彼らを保護する背景があるからです。  日本のように接ぎ木の近代社会を疾走してきた社会から見ると、ちょっとうらやましい。

カテゴリー:こども 教育 / しごと 労働 生き方 / 家族 / ちいさかったわたしといまちいさいあなたへ贈る本棚 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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