2011.06.27 Mon

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かしこいモリー

訳者など:ウォルター・デ・ラ メア ()

出版社:ほるぷ出版

 デ・ラ・メアに、ル・カイン。なんという豪華な組みあわせ。  貧しい家の三人娘。父親は糖蜜パンを一切れずつ与えて森へとやります。帰れなくなった三人は、小屋を見付けて宿を請いますが、そこは大男の家で、彼女たちは命の危機に。  さてここからは末娘の知恵という昔話をお楽しみください。  やはりなんといってもル・カインの絵が素晴らしい。ダイナミックな構図と奥深い色遣い。憎たらしいほど、物語のドキドキ感を高めていきます。  贅沢な時間を過ごすことが出来ますよ。もちろん子どもにもその当たりはちゃんとわかりますから。

カテゴリー:女性学 フェミニズム / 文学 エッセイ 評論 / 芸術 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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