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空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集
2011.06.29 Wed

空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集
訳者など:受刑者 ()
出版社:長崎出版
寮が講師を務めている奈良少年刑務所受刑者の詩集。 あとがきにも述べられているように、自分を表現すること、そして受け入れられることをしてこなかった、する機会の無かった、させてもらえなかったのかもしれない彼らの伸びしろは随分ある。寮は詩でそれに気づいてもらうのだが、そのことによって彼らが変わっていくのは、とてもよく理解できる。 これは受刑者の子どもたちだけの問題ではなく、多くの子どもがまだ気づかされていない伸びしろでもあるだろう。 この本のタイトルになった詩の題名は「くも」。
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