2011.08.26 Fri

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アフガニスタンの少女マジャミン

訳者など:長倉 洋海 ()

出版社:新日本出版社

「わたしが生まれるずっと前、「ソ連」という国が攻めてきて、村の人たちもみんな戦ったんだって」から始まる、10歳の少女マジャミンの日常を追った写真絵本です。  長倉は彼女を幼いときから撮り続けていたそうで、この度絵本にまとめました。  彼女の村は200戸あったのが今は5戸。 彼女が通う山の学校は標高2780メートル。コンテナを利用しているので少し狭いです。  親の手伝い(家事・放牧)をしながら、勉強に、遊びに、マジャミンたち子どもは元気です。  そうしたことを長倉はいつものように数字も交え、感情を抑え、できるだけ事実だけを記しながら、写真に語らせていきます。その事実の中には父親は戦争で足を痛めてしまったことも含まれます。  少ない言葉の情報と、豊かな写真の情報。それを結んだとき、読者それぞれに考えや感情が生まれます。 長倉がやっているNGO、「アフガニスタン山の学校支援の会」は、 http://www.h-nagakura.net/yamanogakko/

カテゴリー:ノンフィクション 歴史 / 平和 戦争 / 家族 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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