ときめきのへや (講談社の翻訳絵本)
2013.11.07 Thu
ときめきのへや (講談社の翻訳絵本)
訳者など:セルジオ・ルッツィア ()
出版社:講談社
「大切」ってどういうことかが、すとんと胸に落ちてくる一冊です。 モリネズミのピウス・ペローシは、いろんな物を集めるのが大好きです。散歩に出かけて、自分がおもしろいと思った物をなんでもかんでも拾ってきます。そうして一つ一つ大切に棚に飾っていきます。友だちが来たら、その品々の説明もします。おもしろがらせるためにちょっと作り話もします。 そんな中でもたった一つ、ガラスケースに入れて大切にしているのは灰色の石。なぜならそれはペローシが最初に拾ってきた物だからです。でも、ともだちたちにはだたのつまらない石にしか見えませんし、そう言います。 ペローシは、その石を海に投げ捨ててしまうのですが、すると、心が、気持ちが、気分が・・・・・・。
カテゴリー:文学 エッセイ 評論 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ
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