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東京

「青鞜」百周年のシンポジウム

イベントURL: http://www.mfj.gr.jp/agenda/2011/09/08/index_ja.php#anchor_1140
主催者: フランス国立在外共同研究所(UMIFRE 19 CNRS-MAEE)— 東アジア文化研究所(UMR 8155)
主催者URL; http://www.mfj.gr.jp/institut/recherche/index_ja.php
開始日時: 2011年09月08日 (木) 10時30分
終了日時: 2011年09月08日 (木) 19時00分
会場: 日仏会館 東京都渋谷区恵比寿3−9−25 6Fー601号室
会場URL: http://www.mfj.gr.jp/acces/index_ja.php
連絡先: christine.levy@mfj.gr.jp
登録団体:
パンフレット:

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詳細: フランスにおける青鞜の研究は最近始まったものであり、一般に日本のフェミニズムはあまり知られていないというのが現状である。『青鞜』における論争や女性解放論集をもとにして、フランス語に訳して、紹介をする企画が、数人の日本研究専門家によって準備されている。
この紹介に関しての目的には幾つかの点が上げられる。
まず、 日本のフェミニズムが世界の、特に西洋のフェミニズムとの時間性を分ち合うとともに、特殊の歴史的文化的環境によって、独自の貢献を創造したことやまたその産物や成果を認識するのが一つの目標として挙げられる。
その内容を研究するには、フェミニズムの定義、意味などを改めて考えなければならないであろう。狭い意味、広い意味でのフェミニズムの両方を踏まえて、青鞜社が日本の社会に及ぼした影響を捉まえると同時に、青鞜社を通して当時の日本の社会の認識が深まるとも言える。 歴史の段階と様々な派閥から、フェミニズムは成り立っているのでフェミニズムを定義するというのは、簡単な仕事ではない。
また現在フェミニズムを研究するにあたってジェンダー研究が提供した新しいパラダイムなどを通して考えなければならない。この2点について、 『青鞜』の提供した問題点の歴史的意味、その限界、現代性について考える。