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立正大学「ケアロジーを創る」連続講演会 東日本大震災「悲惨・悲嘆」の只中に「ケアの思想」の錨を!

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主催者: 科学研究費補助金事業 &立正大学学園振興政策プロジェクト事業  「ケアの思想を編む」若手研究者の会 
主催者URL;
開始日時: 2011年10月08日 (土) 13時00分
終了日時: 2011年10月08日 (土) 15時00分
会場: 立正大学 大崎キャンパス 9B23
会場URL: http://www.ris.ac.jp/guidance/cam_guide/osaki.html
連絡先: ky@ris.ac.jp  あるいはFax 03-5487-3362で連絡を
登録団体:
パンフレット:
詳細: 東日本大震災「悲惨・悲嘆」の只中に「ケアの思想」の錨を!
上記のようなテーマでの連続講演会のご案内をさせていただきます。「3.11大震災とフクシマ原発事故」、この途方もない破壊と喪失にどう向き合うか。「復興・復旧」へのあまりに性急な大合唱に危機感を禁じえず、政策提言的な議論からは迂遠かとも思われますが、哲学・倫理学・宗教・医療の場面から大震災を思想的に深く問い返すことを課題として企画いたしました。
皆さまのご参加を得て有意義な議論の場となることを期待しております。
全6回企画ですが、日程は、前半3回と後半3回で日程を固めております。詳しくは下記をご覧ください。

基本的に「当日参加」も可ですが、資料等の準備の都合上、できましたらご参加希望日を事前にお知らせいただくか、また単発でも実施日の前日までには下記あて先のメールかファクスでご連絡いだけますと幸いです。

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立正大学「ケアロジーを創る」連続講演会

東日本大震災「悲惨・悲嘆」の只中に「ケアの思想」の錨を!

第1回 10月 8日 ●金井 淑子   (立正大学文学部哲学科教授 倫理学)
大崎校舎 9B23 「破壊と喪失の、この痛みの感覚から、いのちとケアの思想の育みに」

第2回 10月15日 ●村上 喜良   (立正大学文学部哲学科教授 哲学)
大崎校舎 9B23 「キリスト教的生命倫理学から震災を考える」
第3回 10月22日 ●川本 隆史   (東京大学大学院教育学研究科教授 社会倫理学)

大崎校舎 9B23 「《全体的かつ個別的に》 震災後の正義とケアをめぐって」

第4回 11月26日 ●竹内 整一   (鎌倉女子大学教授・東京大学名誉教授 倫理学)

大崎校舎 1152 「復興への思想的源を求めて 災害と日本人の精神史的DNA」 
第5回 12月 3日 ●色(いろ)平(ひら) 哲郎   (JA長野厚生連佐久総合病院 地域医療部地域ケア科医長)
大崎校舎 1152 「ぶつかり体験と〈仏教的ケア〉  金持ちより心持ち」
第6回 12月10日 ●清水 海隆   (立正大学社会福祉学部教授 仏教福祉哲学)
大崎校舎 1152 「仏教経典は災害・被災者をどのように捉えるか」

時間  : 13-15時(全回)
実施  : 科学研究費補助金事業 &立正大学学園振興政策プロジェクト事業
運営  : 「ケアの思想を編む」若手研究者の会   
当日参加可ですが、資料の準備上、実施日の前日までに Eメール ky@ris.ac.jp あるいはFax 03-5487-3362で連絡を。 
立正大学 大崎キャンパス交通アクセス http://www.ris.ac.jp/guidance/cam_guide/osaki.html
大崎校舎http://www.ris.ac.jp/guidance/cam_guide/osaki_map.html

企画主意
「わたしたち人間は生き物であり自然の一部である」という思想に立ち返らねばならない。まさに日本の近代文明のあり方が問い糾され、思想が、哲学が、根底から問われている。思想のパラダイム転換が突きつけられている。なによりも二万を超す死者たちのひとつひとつの死に対する深い弔慰と、被災者ひとりひとりが喪失の哀しみに向き合う時間と支援とが保障されねばならない。大震災後の私たちの社会が、どこに向かって復興すべきなのか。それは、時代の精神の変容をも導く深さで、「これから」の私たちのありようを模索することに、ひとえにかかってくるのではないか。哲学・倫理学・宗教・医療の場面から大震災を思想的に深く問い返すことを課題としたい。