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東京

問いかけながら道をゆく展Part 1 いちむらみさこ 「仮面の赤い息ー揺らぐ家の外で」

イベントURL:
主催者: 問いかけながら道をゆく実行委員会
主催者URL;
開始日時: 2013年10月09日 (水) 14時00分
終了日時: 2013年10月27日 (日) 20時00分
会場: 小金井市内 シャトー2Fギャラリー
会場URL: http://artfullaction.net/access/index.php
連絡先: Tel:042-384-2569 E-Mail:mail@artfulaction.net
登録団体:
パンフレット:
詳細: 問いかけながら道をゆく展 Part 1
いちむらみさこ 「仮面の赤い息ー揺らぐ家の外で」
 
2013年10月9日(水)―27日(日)14:00-20:00
会場:小金井市内 シャトー2Fギャラリー
入場:無料
主催:問いかけながら道をゆく実行委員会
地図:http://artfullaction.net/access/index.php
   小金井市本町6-5-3シャトー小金井2F(JR中央線武蔵小金井駅下車南口から徒歩5分)
問い合わせ:042-384-2569 mail@artfulaction.net
 
■イベント
◎トークセッション1/10月12日(土)19:00-21:00
 「縫う手、繋ぐ手」
 ゲスト:アルマ・キントさん(フィリピンのアーティスト)
◎トークセッション2/10月19日(土)18:30-20:30
 「『家族』以外のフィールド」
 ゲスト:高橋亜美さん(アフターケア相談所ゆずりは代表)
◎ワークショップ/10月14日(月・祝)13:00-16:00
 「仮面作りワークショップ」参加者募集中
 持ち物:身の回りのもので仮面つくりに使えそうなもの
 申し込み方法:042-384-2569 またはEメール(mail@artfulaction.net)
◎クロージングイベント/10月27日(日)15:00-19:00
 「仮面練り歩き&パーティー」
 会場:小金井市内、シャトー2Fギャラリー
 
■コンセプト
隠された仮面たちの赤い息が、しびれるほど熱い。
街の再開発によってジェントリフィケーションが進む中、また、規範的な“家族”へと個人を閉じ込めようとする社会で、不利な立場に置かれた人たちは「生きる」という最も基本的なところで、厳しい状況にいます。
ホームレス生活をしているいちむらみさこが、20名以上の人たちと話をしながらそれぞれの仮面を一緒に作り展示します。街並みの映像の前に、匿名の仮面が、繊細に、賑やかに、ユーモアたっぷりに立ち上がります。
仮面たちの演技と抵抗の呼吸が、整えられた町とは異なった空間を生み出すことでしょう。

いちむらさんによる作品展示だけでなく、DV、性暴力、虐待、自然災害によるトラウマを抱えた女性や子どもたちと共同制作をしているフィリピンの女性アーティスト、アルマ・キントさんや小金井市内にある児童養護施設等の施設退所後のアフターケア相談に当たっているゆずりはの高橋亜美さんを招いてのトークイベント。
又、展示の内容に関わっていく形のワークショップイベントも予定しております。
 
■寄付のお願い
本展はどなたにも鑑賞・参加いただきたいという思いから、トークセッションやワークショップ含め全て入場無料で実施することに致しました。諸実費が15万円かかるのですが、助成金申請の成果がなく、困難な運営状況となっております。
そこで、皆様からの寄付をお願いする次第です。
なにとぞ、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
振込先:東京三菱銀行 小金井支店 普通口座 
1059246 TARI ITO 代表伊藤三和子
 
■プロフィール
▶いちむらみさこ
2003年から東京の公園のブルーテント村に住み始める。同じテント村住人の小川てつオと一緒に物々交換カフェ・エノアールと絵を描く会を開く。
ブルーテント村に住む女性たちに呼びかけて、女性のためのティーパーティを始める。2007年にホームレスの女の人たちが活動し布ナプキンを制作・販売する「ノラ」を立ち上げる。国内外で、資本主義の問題や反ジェントリフィケーション、フェミニズムなどに関連するアート作品やエッセイを多数発表している。
著書に「Dear キクチさん、ブルーテント村とチョコレート」(キョートット出版、2006年)。
主な展覧会は
「Woofer ten Artivist in Residency Program (III) Misako Ichimura」(Woofer ten 香港、2011年)、「Inter-local Project 2011:North East Asia, Our Public Future」(Daejeon Art Center,Daejeon Museum of Art、韓国、2011年)。「311以降の女たち」版画プロジェクト現在進行中。
▶アルマ・キント(Alma Quinto)
カラフルな布や柔らかい素材を使った立体作品で知られ、「アートは美術館やギャラリーの中だけにあるのではなく、コミュニティーの中にある」というポリシーで、作り手と観る側の間のバリアを取っ払ったアートの可能性を追求し続けている。重要な活動の一つとして、虐待や自然災害などによって心に傷を負った人々(特に女性、子ども達)のコミュニティーと共同作業する「House of Comfort Art Project」のワークショップがあり、ここでは参加者がアート制作を通してトラウマと向き合い、内側に押し込めていた辛い記憶や感情を外に向けて表現し、自信の内側に潜む力に気づき、再び立ち上がり生きてゆく手助けをおこなっている。
▶高橋亜美
1973年生まれ。2002年より社会福祉法人子供の家が運営する自立援助ホームあすなろ荘の援助スタッフとて就職。2011年同法人が運営するアフターケア相談所ゆずりは代表に就任。
アフターケア相談所ゆずりはは平成23年度、社会福祉法人子供の家が開設。児童養護施設等の施設退所後困難な状況に陥ってしまう若者たちが抱えた問題を共に解決していく支援を行っている。平成25年度からは東京都の“地域生活支援事業”の実施支援機関として認定され活動している。相談内容は、働くことができない、住居をなくした、DV被害、妊娠•中絶、借金問題と多岐に渡り、様々な相談機関や専門家と連携し支援を行っている。
「子どもの貧困白書」「証言 現代の性暴力とポルノ被害」「日向ぼっこと社会的養護」等一部執筆がある。

■連続企画 問いかけながら道をゆく展(予定)
Part 2ー2014年2月 リュウ・ルーシャン
Part 3ー2014年3月 高橋悠治 イトー・ターリ 山城知佳子 港大尋
Part 4ー2014年5月 呉夏枝

問いかけながら道をゆく実行委員会
スタッフ:イトー・ターリ