イベント情報

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京都

女性・戦争・人権学会

イベントURL: http://www.war-women-rights.jp
主催者: 女性・戦争・人権学会
主催者URL;
開始日時: 2013年10月27日 (日) 10時00分
終了日時: 2013年10月27日 (日) 17時30分
会場: 同志社大学烏丸キャンパス志高館・SK118教室
会場URL: http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/karasuma.html
連絡先: 同志社大学大学院 グローバルスタディーズ研究科内 岡野八代研究室  Fax:075-465-1214 Email:joseijinken@mail.goo.ne.jp
登録団体:
パンフレット:
詳細: 2013年度シンポジウム
国際社会のなかの「慰安婦」問題
――韓国での運動を中心に――

 グローバリゼーションのなかで広がる社会保障の削減、格差社会の深刻化、労働条件の悪化など国内に山積する問題から目を背けるように、いま日本社会では右傾化が進んでいます。グローバル時代に逆行するかのように、安倍政権は「侵略の定義はない」発言をし、8月15日の式事においても加害責任に言及しないなど、内向きの排外的な政治姿勢を貫いています。そうした態度に対して、中国社会、韓国社会からは厳しい批判の目が注がれ、そのことがまた日本社会では、歴史認識を政治的に利用しているといった世論を喚起しています。
 2013年度「女性・戦争・人権」学会では、劇的に変化する国際社会のなかで、91年金学順さんの告発から世界に広がった戦時性暴力に対する女性たちの運動をより多元的に捉えることを目指します。とりわけ、2000年の東京女性国際戦犯法廷をはじめ、軍事性奴隷制度の問題で協力関係を築き上げてきた韓国の視点から、これまでの「慰安婦」問題をとりまく変化、そして運動の変遷を振り返り、今後の日本における運動のあり方を、みなさんとともに模索していきたいと考えています。

司会
・秋林こずえ(立命館大学)
シンポジスト
・尹美香(韓国挺身隊問題対策協議会常任代表)
・梁澄子(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動協働代表)
指定質問者
・申キヨン(お茶の水女子大学)
コメンテータ
・岡野八代(同志社大学)