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東京

第4回「『人工生殖法』立法と台湾社会」

イベントURL: https://www.facebook.com/events/359096897561076/
主催者: 「東アジアの生殖における技術と社会」研究会(2013年度一橋大学大学院社会学研究科博士課程助成金プログラム)
主催者URL; https://www.facebook.com/repro2014
開始日時: 2014年02月09日 (日) 09時00分
終了日時: 2014年02月09日 (日) 11時30分
会場: 一橋大学東キャンパスマーキュリータワー低層棟4F3406
会場URL: http://www.hit-u.ac.jp/
連絡先: tel:080-7024-6169 Email:repro2014.hit@gmail.com
登録団体:
パンフレット:

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詳細:  第4回「『人工生殖法』立法と台湾社会」
 講師:張瓊方さん(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター客員研究員)

 台湾では、生殖技術が国家政策に組み込まれた歴史がある。今回のワークショップでは、まず、1960年代から半世紀に続く家族計画の実施、80年代から技術政策として推奨された不妊治療の研究、さらに2000年以降、少子化問題の対応策や医療ツーリズムの商品として生殖技術が台湾社会に寝強く浸透している歴史的社会的背景を概観する。
 次に、近年生殖技術が台湾社会でどのように応用されているかを紹介する。1)遺伝子検査が生殖医療の現場で広く応用された状況を踏まえたうえで、アンケート調査やフォーカスグループインタビューのデータに基づいて、一般市民の意識を分析する。2)1990年代半ばに始まった代理出産合法化の論争から現在代理出産法の制定までの動向や2回のコンセンサス会議の開催を通して一般市民の代理出産に対する意識の変化を紹介する。
最後に、生殖技術は今後台湾社会でどう展開されていくかを考えたい。