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大阪

厚生労働省の「自助・共助・公助」の特異な新解釈を批判する~選別型から皆保障型社会保障をめざして~

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主催者: フォーラム 労働・社会政策・ジェンダー企画 
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開始日時: 2014年05月30日 (金) 18時30分
終了日時: 2014年05月30日 (金) 20時30分
会場: ドーンセンター
会場URL: http://www.dawncenter.or.jp/
連絡先: tnforum2013renraku@gmail.com
登録団体:
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詳細: ------- 転送歓迎

フォーラム 労働・社会政策・ジェンダー企画 講演会

「厚生労働省の「自助・共助・公助」の特異な新解釈を批判する~選別型から皆保障型社会保障をめざして~」

 日時:5月30日(金)午後6時半~ @大阪ドーンセンター
 講師:里見賢治・佛教大学教授(大阪府立大学名誉教授)

 コメンテーター:北明美・福井県立大学教授
 資料代 :800円(フォーラム会員は500円)

 申し込みは tnforum2013renraku@gmail.com  まで
★当日参加も可能ですが、資料準備の関係上、なるべく事前にお申込みください
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 昨年2013年出された「社会保障制度改革国民会議報告書」は、「共助=社会保険」,([公助=救貧的施策])とし、社会保険について「自助の共同化」と説明しています。

 厚生労働省の、「公助」を救貧施策に限定し、社会保障を「自助」の補完に留めたい新自由主義の危険な傾向は、2006年5月の「今後の社会保障の在り方について」(内閣官房長官の私的懇談会報告)、2006年版『厚生労働白書』以来の、特異な「定義変更」にさかのぼることができます。

 これらの、社会保障の定義の特異な変更、それにもとづいて社会保険を共助とし、社会保障の公的責任を薄めていく方向性、公助(特に社会福祉)を「困窮などの状況」に対応する選別的・救貧的・選別的施策とする危険な方向に対して、今何が求められているのでしょうか。




 私たちがめざす社会保障理念はどのように再構築すべきなのでしょうか?




 今必要とされている新しい社会保障制度は、必要な人に年金・医療・介護・社会福祉サービスを普遍的に提供できる制度であり、皆保険・皆年金というより、皆年金・皆医療・皆介護。皆福祉、一言でいえば皆保障型の社会保障制度です。そのためには社会保険方式中心型でいいのかどうかも問われる必要があります。

 社会保障における新由主義的傾向を批判し、一貫して社会保障における公的責任とビジョンを明確に主張されてきた講師によるお話を聞き、ジェンダー平等社会を実現するための社会保障改革は、いかにあるべきかについて、討議しましょう。

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