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京都
「女性・戦争・人権」学会 2014年度年次大会
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| イベントURL: | |
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| 主催者: | 女性・戦争・人権学会 |
| 主催者URL; | |
| 開始日時: | 2014年10月26日 (日) 10時00分 |
| 終了日時: | 2014年10月26日 (日) 18時00分 |
| 会場: | 同志社大学烏丸キャンパス志高館1F |
| 会場URL: | http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/karasuma.html |
| 連絡先: | joseijinkensensouあっとgmail.com あっとを@に変換してください |
| 登録団体: | |
| パンフレット: | |
| 詳細: | ○スケジュール 10:00~11:00 総会 11:15~12:15 自由論題発表 「慰安婦」問題と「償い」のポリティクス:「女性のためのアジア平和国民基金」の事例から 報告者:土野 瑞 穂さん(お茶の水女子大学リサーチフェロー) 12:15~13:30 ランチ休憩 13:30~17:30 シンポジウム 表現・暴力・ジェンダー シンポジスト 上瀧 浩 子さん(京都弁護士会) 鄭 暎 恵さん(大妻女子大学) 堀田 義太郎さん(東京理科大学) コメンテーター 文 京 洙さん(立命館大学) 13:30~13:40 司会者挨拶・趣旨説明 13:40~15:10 シンポジスト報告 15:10~15:20 休憩 15:20~15:50 コメント 15:50~17:30 質疑応答・全体討論 18:00~20:00 懇親会 未定 (参加費 \5.000、学生/非正規労働者 \2.000) ○2014年度シンポジウム 表現・暴力・ジェンダー 第二次安倍政権成立以降、日本軍「慰安婦」問題に対する日本社会・世論の対応は、これまでになく悪化してきています。 こうした現状には、「戦後レジームからの脱却」をめざす、すなわち、東アジア諸国に対する日本の植民地支配や戦争犯罪を否定し、日本の戦争責任を無きものにしようとする、安倍晋三首相をはじめとする現在の政治家たちの力が大きく影響していることは確かです。実際に安倍首相自身が「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」の幹部として、教科書から「慰安婦」問題に関する記述を削除しようとする運動を続けてきました。また教育基本法改悪に見られたように、彼は歴史意識や国際感覚を育むために必要な教育への政治的介入を繰り返しています。 第一次安倍政権時には封印した靖国神社参拝を断行し、韓国、中国政府だけではなく、合衆国からも批判された安倍首相は、今年2月に「河野談話の再検討」を菅官房長官に発表させましたが、合衆国からの批判を受け、「再検討」については撤回せざるをえませんでした。しかしながら、政治の中枢にいる権力者から発せられる韓国や中国に対する侮蔑的発言、歴史に対する妄言――たとえば、「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない。国と国との関係でどちらから見るかで違う」といった安倍首相の発言(参議院予算委員会2013年4月23日)――は、日本社会において、マイノリティの尊厳を傷つける発言が繰り返される風潮を煽っています。 2014年「女性・戦争・人権」学会シンポジウムでは、現在社会問題として大きく焦点化されるようになったヘイト・スピーチ(憎悪表現)という現象を、日本社会に深く刻み込まれた女性蔑視、なかでもレイシズムと性差別が交差する焦点になっている「慰安婦」問題への強い反感と根を共有しているのではないか、という問題意識から捉え返してみたいと思います。 ジェンダーと表現をめぐっては、とりわけポルノグラフィに関して、それが単なる表現ではなく、女性の平等な社会参加を拒む暴力に他ならない、といった議論が長きにわたりなされてきました。女性「性」に対する脅迫的/ 暴力的な表現が社会に蔓延していることが、女性に対する他者の応対、女性たちの行動や発言、身振り、さらにはその思考方法までにも大きな影響を与えているとすれば、社会全体が女性「性」に対する暴力行為を助長していると考えることはできないでしょうか。植民地主義やレイシズム、そして女性差別における表現行為の暴力性に無批判であった日本社会だからこそ、ヘイト・スピーチが繰り返されるのでしょう。 以上のような関心から、本大会では2人のパネリストとともに、ヘイト・スピーチという現在の現象を、「表現・暴力・ジェンダー」の三つの視点から深く考えてみたいと思います。 パネリストは、京都朝鮮学校襲撃事件裁判において原告側弁護士として尽力された上瀧浩子さん、女性差別、レイシズム、植民地問題を論じてこられた鄭暎恵さん、ジェンダー、セクシュアリティ、生命倫理を研究され、またヘイト・スピーチをめぐる活動をされている堀田義太郎さんです。 シンポジスト コメンテーター 上瀧 浩 子さん(京都弁護士会) 文 京 洙さん(立命館大学) 鄭 暎 恵さん(大妻女子大学) 堀田 義太郎さん(東京理科大学) |
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