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東京
第28回CGraSS公開レクチャー・シリーズ
| イベントURL: | http://gender.soc.hit-u.ac.jp/exchange.html#lecture28 |
|---|---|
| 主催者: | 一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター |
| 主催者URL; | http://gender.soc.hit-u.ac.jp/index.html |
| 開始日時: | 2014年11月21日 (金) 16時30分 |
| 終了日時: | 2014年11月21日 (金) 18時30分 |
| 会場: | 一橋大学東キャンパス 第3研究館3F研究会議室 |
| 会場URL: | http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html |
| 連絡先: | ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp ((a)を@にかえて送信してください。) |
| 登録団体: | |
| パンフレット: | |
| 詳細: | 一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS) ●第28回CGraSS公開レクチャー(一橋大学国内交流セミナー) ●テーマ:「日本占領と性 ―性暴力、売買春から親密な関係まで」 日本占領期をジェンダーの視点から読み直す重要な博士論文が今秋相次いで刊行されました。平井和子『日本占領とジェンダー ―米軍・売買春と日本女性たち』(有志舎、2014)・茶園敏美『パンパンとは誰なのかーキャッチという占領期の性暴力とGIとの親密性』(インパクト出版会、2014)のお二人を迎え、性暴力、性売買から親密な関係まで、その複層的な性現象を議論します。なお、当日は会場にて著書の販売も行います。(参加無料、申し込み不要)。 ●日時:2014年11月21日(金)16:30~18:30 ●場所:一橋大学・第三研究館研究会議室(東キャンパス、JR 中央線国立駅南口より大学通り左側沿いに徒歩約7分) http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html ◎講師:平井和子(一橋大学社会学研究科特任講師:近現代女性史・ジェンダー史) 16:30-17:15 第1レクチャー「日本占領とジェンダー ―米軍・売買春と日本女性たち」 「兵士には性的慰安が必要。それを欠くと暴走する」という認識(「男性神話」)は、 女性を、護るべき女性(「良家の子女」)/差し出すべき女性(売春婦)に二分化し、軍「慰安所」を作り出す「性の防波堤論」を支えてきた。本報告では、占領軍の進駐に際して、敗戦国が用意し、戦勝国軍が利用した、RAAなどの占領軍「慰安所」の全体像と、そこで実施された「日米合作の性管理」が組織的性暴力であったことを明らかにする。現在も深刻化する軍事主義に抗するために、分断され続けてきた女性たちの「出会い直し」の道を探りたい。 講師紹介: 静岡大学、大妻女子大学等で非常勤講師を経て、現在一橋大学ジュニアフェロー。 専門は、近現代女性史・ジェンダー史。特に占領期の性政策、 米軍基地と売買春のに関する研究をしてきたが、さらに「軍隊と性暴力」の密接な関係究明に向けて日米の兵士のセクシュアリティ研究を進めたい。 著書・論文 『日本占領とジェンダー―米軍・売買春と日本女性たち』(有志舎、2014年)、『「ヒロシマ以後」の広島に生れて―女性史・ジェンダー・ときどき犬』(ひろしま女性学研究所、2007年)など。 ◎講師:茶園敏美 (京都大学学際融合研究推進センターアジア研究教育ユニット(KUASU)研究員:ジェンダー史・他者表象) 17:15-18:00 第2レクチャー「パンパンとは誰なのか ―キャッチという占領期の性暴力とGIとの親密性」 本報告では、占領期のGHQ主導の性病検診が、おんなたちへの性暴力だったことに焦点を当てる。性病検診のために強制的に検挙されたおんなたちは、パンパン(占領軍将兵相手の街娼)という蔑称で、更生や救済の対象として表象されてきた。現在でも彼女たちは自身の尊厳を奪われたまま、沈黙している。パンパンとみなされた彼女たち自身のライフヒストリーの記録から、おんなたちの連帯の可能性を呈示し尊厳回復への支援につなげたい。 講師紹介:大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学博士(文学)。現在、京都大学学際融合教育研究推進センターアジア研究教育ユニット研究員。 専門は、ジェンダー史、他者表象、パンパン、占領期の性病検診、性暴力等。占領期の性病の強制検診をジェンダーの視点で考察。 著書・論文『パンパンとは誰なのか―キャッチという占領期の性暴力とGIとの親密性』(インパクト出版会、2014年)、「『闇の女』と名づけられること―占領期神戸市における一斉検挙と強制検診」(『同志社アメリカ研究』49号、2013年) など。 18:00-18:30 質疑応答 司会:佐藤文香(一橋大学社会学研究科准教授:ジェンダー研究) ●お問い合わせ先:ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp ((a)を@にかえて送信してください。) ●HP http://gender.soc.hit-u.ac.jp/ |
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