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東京
『アジアの出産と家族計画』書評会
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主催者: | 科研基盤B「アジアにおけるリプロダクションの歴史的変遷-医療化の要因と 女性への影響」(分担者:小浜正子) |
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開始日時: | 2014年11月09日 (日) 14時30分 |
終了日時: | 2014年11月09日 (日) 17時00分 |
会場: | 大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター 2F研修室(東京都港区) |
会場URL: | http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html |
連絡先: | http://kokucheese.com/event/index/201459/ |
登録団体: | |
パンフレット: | |
詳細: | この春に刊行された『アジアの出産と家族計画-「産む・産まない・産めない」身体 をめぐる政治』を素材に、アジアのリプロダクションについて議論する機会を設けま した。日本を含むアジアの出産・避妊・生殖医療の状況は、20世紀後半から現在まで の間に大きく変化し、現在の私たちの生き方に大きな影響を与えています。アジア各 地のリプロダクションの変化の共通性と多様性を、当事者の女性のリプロダクティ ブ・ヘルス&ライツに留意しつつ歴史的な流れの中で論じようとしたこの論集が、ど れだけのことを明らかに出来たのか。今後のアジアのリプロダクションの展開の、ど のような点に注意する必要があるのか。さまざまな立場からリプロダクションにかか わる皆さんと議論できればと思います。参加をお待ちしています。 場所 大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター 2F研修室(東京都港区) (東京メトロ神谷町駅 羽田空港からはJR浜松町駅からタクシーで5分) http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html 報告 開会の挨拶に代えて「20世紀後半アジアにおけるリプロダクションの展開」 小浜正 子(日本大学) Ⅰ 戦後「日本」の生殖における国家と女性 「『産む・産まない・産めない』と日本の戦後―女たちの人生」 田間泰子(大阪府 立大学) 「『日本一』の出生率と沖縄の子産み―日米支配と家父長制下の家族計画」 澤田佳 世(沖縄国際大学)(書面報告) Ⅱ 中国農村における出産の国家化と医療化 「『一人っ子政策』前夜の中国農村―Q村における『生まない』選択の登場」 小浜 正子 「国家プロジェクト、医療マーケットと女性身体の間―中国農村部における病院分娩 の推進」 姚毅(玉川大学) Ⅲ アジアの家族計画における援助と国家と女性 「『リプロダクションの文化』としての家族計画―ネパールにおける生殖統制の条 件」 幅崎麻紀子(筑波大学) 「ラオスにおける『生殖コントロール』と女性の健康―女性の健康プロジェクトとし ての導入」 嶋澤恭子(神戸市看護大学) Ⅳ 医療化する生殖 「医療化された出産への道程―韓国の『圧縮された近代』」 松岡悦子(奈良女子大 学) 「日本における不妊をめぐる身体政治―不妊治療費への健康保険適用と公費助成を例 に」 白井千晶(静岡大学) 「統括と今後の展望」小浜正子 評者 柘植あづみ(明治学院大学) 参加費:無料 主催:科研基盤B「アジアにおけるリプロダクションの歴史的変遷-医療化の要因と 女性への影響」(分担者:小浜正子) 共催 リプロダクション研究会 対象となっている書籍は 『アジアの出産と家族計画-「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治』(小 浜正子・松岡悦子編,勉誠出版,2014年) です。 会場でも販売します(割引あり)。 問い合わせ 小浜正子(kohama@chs.nihon-u.ac.jp) 申込み 「こくちーず」申込みフォームよりお申込み下さい。 http://kokucheese.com/event/index/201459/ |