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東京

遺伝性乳がん・卵巣がん-アンジェリーナ・ジョリーの告白から学ぶべきこと-

イベントURL: http://square.umin.ac.jp/pwcsh/info.html#20141020
主催者: 性と健康を考える女性専門家の会
主催者URL; http://square.umin.ac.jp/pwcsh/index.html
開始日時: 2014年11月22日 (土) 18時00分
終了日時: 2014年11月22日 (土) 20時00分
会場: 朝日エル会議室 東京都中央区築地2-12-10
会場URL: http://www.ellesnet.co.jp/mapnew.png
連絡先: pwcsh@ellesnet.co.jp
登録団体:
パンフレット:

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詳細: 2013年5月、アンジェリーナ・ジョリー(アンジー)は「私の医学的選択」と題した手記を新聞紙上に発表しました。その中で、①彼女の家系は遺伝性乳がん・卵巣がん(Hereditary Breast and Ovarian Cancer: HBOC)家系であること、②彼女自身、HBOCの原因遺伝子(BRCA1)変異を認めること、③乳がんになるリスクを下げるため、乳がんになっていない乳房から乳腺を摘出し、その後に乳房再建手術を行ったことを公表しました。世界的な反響を巻き起こしたこのニュースをきっかけに、わが国でも多くの人が遺伝性がんに関心を持つようになったのは記憶に新しいところです。彼女は卵巣がんのリスクも高いため、予防的卵巣摘出手術を近い将来受けるとも報じられています。
アンジーの公表以降、予防的手術への関心が高くなりましたが、彼女の手記からは他にも多くのことを学ぶことができます。遺伝性がんのリスクが高い人には、一般の人とは異なるがん予防対策が有効です。本勉強会では、HBOCに関する遺伝子検査や予防対策を紹介するとともに、「遺伝性がんに関する正確な情報と、それに基いた選択肢を知ることが重要」という、彼女が一番訴えたかったことについて解説します。さらに、HBOC診療の先進国であるアメリカの事情もお話します。HBOCに的を絞った情報発信を行っているNPO団体FORCE(Facing Our Risk of Cancer Empowered)のカンファレンスを例にして、日本での今後のHBOC診療について、ディスカッションしたいと思います。