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東京

第29回CGraSS公開レクチャー・シリーズ

イベントURL: http://gender.soc.hit-u.ac.jp/exchange.html#lecture29
主催者: 一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター
主催者URL; http://gender.soc.hit-u.ac.jp/index.html
開始日時: 2014年12月12日 (金) 16時30分
終了日時: 2014年12月12日 (金) 18時30分
会場: 一橋大学佐野書院
会場URL: http://www.econ.hit-u.ac.jp/~coe-res/paper_doc/sano.pdf
連絡先: ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp
登録団体:
パンフレット:

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詳細: 一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)

●第29回CGraSSレクチャー・シリーズ
●テーマ  「いま、男子の性は~私は大学生に何を学ばせようとしたか」
本学で26年にわたり「ヒューマンセクソロジー」を担当いただいた村瀬幸浩さんをお迎えして、レクチャー・シリーズを開催いたします。
村瀬さんによる「ヒューマンセクソロジー」は今年度夏学期が最後となりました。このレクチャーが本学での「最終講義」ともいえるものになります。26年間の授業を踏まえて、今、村瀬さんがご関心をお持ちである「男子の性教育」について大いに語っていただきます。ふるってご参加ください(レクチャーは参加無料、申し込み不要)。

●日時:2014年12月12日(金)16:30~18:30
●場所:一橋大学・佐野書院(JR 中央線国立駅南口より徒歩約12分)
http://www.econ.hit-u.ac.jp/~coe-res/paper_doc/sano.pdf

◎講師 村瀬幸浩(日本思春期学会名誉会員、“人間と性”教育研究協議会幹事、季刊『SEXUALITY』副編集長)

◎講演要旨
26年の間に私の講義のポイントは動いてきましたが、5年ほど前から今回のテーマ「いま、男子の性は~私は大学生に何を学ばせようとしてきたか」に落ち着いてきました。男子の性というとどうも男性にのみ焦点が当たるように思われるでしょうが、女子がこのことを学ぶことにも格別の意味があります(ということを女子学生から学びました)。同時に女子の性について男子が学ぶことも同様に大きな意味があります。要は「関係性」のもんだいですから、当然ではありますが、そのことに気づくかどうかは生涯の性と生にとって決定的に大きなことだと思います。

◎講師紹介
本学で26年間にわたり「ヒューマンセクソロジー」を担当し、単なる異性間の性教育を越えて、個人の性を見つめ直し、そこから支配-被支配ではない人間同士の「柔らかい関係性」を育てることを提唱してきた。長い研究・教育経験を踏まえ、近著では、あらためて「男子」「男性」を見つめ直すことを通して、その新たな関係づくりに役立つものを論じている。【主な著書】『男子の性教育-柔らかな関係づくりのために』(2014年、大修館書店)、『男性解体新書』(1993年、大修館書店)、『性教育のこれまでとこれから』(1990年、大修館書店)、『恋人とつくる明日』(2006年、十月舎)、『性のこと、わが子と話せますか?』2007年、集英社)、『性愛~大人の心と身体を理解していますか』(渥美雅子共著、2008年、柏書房)、『素敵にシニアライフ~老いに向かって生きるふたり』(村瀬敦子共著、2008年、大月書店)、『すてきな夫婦暮らし』(村瀬敦子共著、2009年、旬報社)

司会:坂なつこ(一橋大学社会学研究科教授:スポーツ社会学)
●お問い合わせ先:ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp
((a)を@にかえて送信してください。)
●HP http://gender.soc.hit-u.ac.jp/