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京都

占領期の性暴力を問う

イベントURL: http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/2014/12/24/hirai-chazono20150124/
主催者: 京都大学アジア研究教育ユニット・ アジア親密圏/公共圏教育研究センター
主催者URL;
開始日時: 2015年01月24日 (土) 14時00分
終了日時: 2015年01月24日 (土) 17時00分
会場: 京都大学文学部新館地下大会議室
会場URL: http://www.kuasu.cpier.kyoto-u.ac.jp/access/
連絡先: 京都大学アジア研究教育ユニット研究員茶園敏美 chazono.toshimi.7z*kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)
登録団体:
パンフレット:
詳細: KUASU研究会「占領期の性暴力を問う」1月24 日(土)

関西のみなさま、おまたせいたしました!

下記の日程で研究会を開催します。みなさまのご参加をお待ちしております。
タイトル:占領期の性暴力を問う
第1報告:平井和子(一橋大学社会学研究科特任講師)
第2報告:茶園敏美(アジア研究教育ユニット研究員)
日時:1月24日(土)14:00~17:00
場所:京都大学文学部新館地下大会議室

今回の研究会は、11月21日に一橋大学ジェンダー社会科学研究センターで
おこなわれた研究会をより発展的に継続した研究会です。

ご家族ご近所の方、親しい方をお誘いの上、ぜひ、ご参加くださいませ^^
入場無料です。決して損はさせません!

第1報告 14:00~15:00
 平井和子(一橋大学社会学研究科特任講師)

「兵士には性的慰安が必要。それを欠くと暴走する」という認識(「男性神話」)は、女性を「護るべき女性」と「差し出す女性」とに二分化する「性の防波堤論」を支え、軍「慰安所」を生み出した。本報告では、敗戦後、占領軍向けにつくられたRAAと「特殊慰安所」の全体像を示し、そこで展開した「日米合作の性管理」の性暴力の下、分断された女性たちのあり様を見つめる。非軍事へ向けた女性たちの「出会い直し」のために。

第2報告 15:00~16:00
 茶園敏美(本学アジア研究教育ユニット研究員)

性病検診のために強制的に検挙されたおんなたちはパンパンという蔑称で、更生や救済の対象とみなされてきた。彼女たちは現代のドラマでも、GI(米兵)たちとたわむれる姿で描かれている。本報告は、占領期にGHQ主導で行われた性病検診のための強制的な検挙がおんなたちの人権を侵害した性暴力であったことに焦点をあて、彼女たちの尊厳回復への支援につなげたい。