イベント情報

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開始日時: 2009年11月04日 (水) 19時00分
終了日時: 2009年11月04日 (水) 21時00分
会場: 東京大学本郷キャンパス教育学研究科1階156号室(赤門入って直進100m左)
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連絡先: mm3k-frsw@asahi-net.or.jp
登録団体:
パンフレット:
詳細: 「平和構築とジェンダー・ジャスティス縲恣激eィモールにおける女性への暴力と正義の行方」

講師:マヌエラ・ペレイラさん(移行期正義のための国際センター東ティモー ルプログラム)

 東ティモールは1999年の住民投票から10年目を迎えました。東ティモールの 解放と独立は、歴史の闇に隠されてきたふたつの外国占領期における性暴力の 真相究明に扉を開きました。その重たい扉を開け放ったのは、他でもない被害 者たちの発話です。そして市民団体や受容真実和解委員会(CAVR)などの活動 が彼女たちの行動を支えてきました。
 しかし、それらの犯罪に正義は下されたのでしょうか。被害者の公的救済は 行なわれたのでしょうか。住民投票前後の人権侵害(人道に対する罪等)及び 騒乱の責任、24年に及んだインドネシア支配下での人権侵害、そして日本軍占 領期(1942-45年)の女性への暴力(「慰安婦」問題)等、東ティモールの平 和構築期(1999年以降)における正義の状況をジェンダー・ジャスティスとい う視点から見つめ、私たちがすべきことを考えます。


☆移行期正義のための国際センター(ICTJ: International Center for Transitional Justice)
 ニューヨークに本部をもつ移行期正義に関するシンクタンク。「移行期正 義」とは、紛争後、民主化後の社会で実現される正義という意味で、過去の戦 争犯罪や人権侵害の裁判、真実探求、和解、被害者補償、再発防止、人権教育 といったテーマが深く関わる。

☆マヌエラ・ペレイラさん
 1967 年コバリマ県生まれ。1994 年、インドネシアのガジャマダ大学政治社 会学部コミュニケーション学科卒業。公務員を経て 1999 年からフォクペルス (東ティモール女性連絡協議会)のボランティアメンバーとなり、2000 年に同 団体の代表。2007 年から「移行期正義のための国際センター」東ティモール プログラム担当。また、2007 年から東ティモール国家選挙管理委員会委員。 ジェンダー暴力、女性の政治参加、紛争後の正義の問題などについて活発に発 言している。

主催:東京東チモール協会
   東京大学・大学院教育学研究科 生涯学習基盤経営コース・影浦
協力:アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
   社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
   カトリック正義と平和協議会
   特定非営利法人パルシック(PARCIC)
   特定非営利法人アジア太平洋資料センター(PARC)
   「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク (VAWW-NET Japan)
参加費:一般500円(学生無料)
通訳:松野明久(大阪大学教員/元受容真実和解委員会アドバイザー、大阪東ティモール協会)
背景説明:古沢希代子(東京女子大学教員、東京東チモール協会)