イベント情報

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開始日時: 2009年12月06日 (日) 13時30分
終了日時: 2009年12月06日 (日) 18時20分
会場: 京都市上京区・京都YWCA1階ホール(最寄=地下鉄烏丸線丸太町・今出川)
会場URL:
連絡先: ◎フィリピンのこどもたちの未来のための運動(CFFC) 0774‐48‐1100
登録団体:
パンフレット:
詳細: ★国際人権週間企画

今年五月、日比経済連携協定によって日本でもフィリピンからの介護士候補188人が5月に来日、京都でも10月から老人施設などで仕事に従事しはじめています。この映画はそうしたフィリピン人介護士(候補)の心情、送りだし国フィリピンの現状を知る上でタイムリーな作品です。


■上映作品

『ケアギバーCAREGIVER』

監督=チノ・ロノ Chito S.Rono
2008年/130分/タガログ語・英語/日本語字幕付
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◆小学校の英語教師サラ(シャロン・クネタ)は先に介護士として働くためにイギリスに渡航した夫テディーの要請で、家族でもっとよい暮らしがしたいと英国で働く15万人のフィリピン人労働者に加わることにした。フィリピンの小学校教師よりも高額が得られる、イギリスの介護士(ケアギバー)の道を選んだのだ。
だが、そこでサラが見たものは…。
夢見た「家族の幸せ」は、多くの移住者が置かれている現実同様、揺らいでいく…。
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★フィリピンはメキシコに次ぐ世界第2位の労働力送り出し国です。GDPの10%がこうした移住労働者の海外からの送金で占められているといういびつな経済構造の問題をいったん横におくなら、この映画は単に英国で介護士として働くフィリピン人の記録にとどまらず、サラという女性の自己発見の過程といえるでしょう。夫の希望をかなえるために自己を犠牲にする従順な妻から、ロンドンで慎ましい介護士の職に尊厳と誇りを見出し社会的な力をつけた女性になっていくまでの道のりの物語として読み取れます。

…でも、やっぱり、今回日本にやってきたフィリピン人移住労働者の現実を先取りしているような内容で、単純にそういうサクセスストーリーとしては観られないかも?




■上映日時
2009年12月6日(日)
一回目:13:30~15:40
二回目:16:10~18:20

■場所
京都YWCA 一階ホール
(京都市上京区室町出水上る西側)

■入場料
無料(カンパ歓迎)

■主催団体
*フィリピンのこどもたちの未来のための運動(CFFC)
*関西フィリピン人権情報アクションセンター
*ゆるゆるトークかふぇ事務局

■協力
*京都YWCA

■問い合わせ先
0774-48-1100(CFFC藤原)
fujiwara_toshihide@yahoo.co.jp