イベント情報

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開始日時: 2010年01月11日 (月) 13時30分
終了日時: 2010年01月11日 (月) 16時30分
会場: 高槻市立総合市民交流センター5階 視聴覚室
会場URL:
連絡先: 072-692-0727(志水)
登録団体:
パンフレット:
詳細: [1] 李宣蝮ュ(慶煕大学校研究教授)

「韓国で村上春樹はどう読まれているか」

(概要)村上春樹は、“夏目漱石以後、芥川、太宰治、三島由紀夫、安部公房、中上健次など、きら星のような日本の作家たちが達成できなかった朝鮮半島への上陸を成功裏に成し遂げた唯一の作家”であるのみならず、‘村上シンドローム’と呼ぶべき状況を作り出している。このような現象が起こっている背景について、テキストやその他を通して分析する。


[2] 山下英愛(立命館大学非常勤講師)

「韓国ドラマの受容とジェンダー」

(概要)ここでは韓国ドラマをジェンダーの観点から分析する試みとして、韓国の家父長的文化が日本語字幕を通してどのように伝達され、日本のジェンダー秩序に置き換わっているのかを中心に見てゆきたい。


[3] 志水紀代子(追手門学院大学教授)

「東北アジアの平和に向けて」



(概要)2005年に出版された日韓女性による共通歴史教材『ジェンダーの視点から見る日韓近現代史』(梨の木舎)の編纂にも携り、現在、アーレントの視点から「東北アジアの「和解」の条件」を探求中。今回の科研のテーマもその観点からで、そのことについて報告する。