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長野

小林エリカ個展「Trinity」軽井沢ニューアートミュージアム

イベントURL: http://knam.jp/gallery/2017/8860/
主催者: 軽井沢ニューアートミュージアム
主催者URL; http://knam.jp/
開始日時: 2017年11月29日 (水) 10時00分
終了日時: 2018年01月14日 (日) 17時00分
会場: 軽井沢ニューアートミュージアム Gallery2&3
会場URL:
連絡先: 軽井沢ニューアートミュージアム Tel. 0267-46-8691 ギャラリー担当
登録団体:
パンフレット:

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詳細: 展覧会タイトル:「Trinity トリニティ」
作家:小林エリカ KOBAYASHI Erika
展覧会会期: 2017.11.29 (Wed)-2018.1.14(Sun)
開館時間: 10:00 - 17:00
休館日:毎週火曜、2017.12.26-2018.1.1(長期休館)
Open : 10:00 - 17:00
Closed : Tuesday, 2017.12.26-2018.1.1
Reception:2017.12.2(Sat) 16:00-18:00
food + thingsによるドリンクつき(なくなり次第終了になります)
入場無料 Admission Free
開催場所: Whitestone Gallery Karuizawa, Gallery 2&3
一般財団法人軽井沢ニューアートミュージアム
〒389-0102
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5
1151-5 Karuizawa, Karuizawamachi, Kitasakugun, Nagano, Japan
TEL: 0267-46-8691
HP: http://knam.jp/gallery/2017/8860/
電車にて JR軽井沢北口から徒歩8分
車にて 碓氷・軽井沢ICから車で20分

トリニティ。父と子と精霊。キリスト教の三位一体を表す言葉。
そしてそれは、アメリカ、ニューメキシコ州、ホワイトサンズ・ミサイル実験場の中にある、世界ではじめての原爆実験が行われた場所の名でもある。
なぜ、その場所が、その名で呼ばれることになったのかは、諸説あって定かではない。
それは、ロスアラモスの近くにあるインディアンたちも寄りつかない魔の山の名に由来しているだとか、原子爆弾がまさにちょうど三個(実験のためのガジェット、広島に投下されたリトルボーイ、長崎に投下されたファットマン)完成されようとしていたからだとか。
アメリカの原爆開発計画、マンハッタン計画を率いた科学者ロバート・オッペンハイマーも後年、それを思い出そうとするが、やっぱりそれをはっきりとは思い出せない。
しかし確か、その名を名づけた時、ジョン・ダンの詩が頭のなかにあった、とだけロバートは答える。
私の心を叩き割ってください、三位一体の神よ。これまで、
軽く打ち、息をかけ、照らして、私を直そうとされたが、
今度は、起き上がり立っていられるように、私を倒して、
力一杯、壊し、吹き飛ばし、焼いて、造りかえて下さい。
引用:「ジョン・ダン詩集」湯浅信之編 岩波書店

目に見えない物、時間や過去、家族や記憶などをテーマに、小林はその痕跡をモチーフとした作品づくりをしています。
近年は、科学者マリ・キュリーにより名づけられ、やはり目には見えない「放射能」を主題とし、その歴史をめぐる小説やマンガを発表してきました。
また、同時にインスタレーション作品も手がけ、ニューヨークをはじめ国内外の展示に参加してきました。
今回、小林による、はじめてのミュージアムでの個展になります。
ウランガラスを用いた新作なども発表予定です。
ぜひご覧いただければ幸いです。