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東京

第42回公開LS「感情を管理される日本軍兵士たち――軍事化されたマスキュリニティと戦争神経症」

イベントURL: http://gender.soc.hit-u.ac.jp/index.html
主催者: 一橋大学ジェンダー社会科学研究センター
主催者URL; http://gender.soc.hit-u.ac.jp/
開始日時: 2018年06月27日 (水) 16時30分
終了日時: 2018年06月27日 (水) 18時30分
会場: 一橋大学東キャンパス マーキュリータワー5階 3508室
会場URL: http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/
連絡先: 一橋大学ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp ((a)を@にかえて送信してください。)
登録団体:
パンフレット:
詳細: 一橋大学大学院社会学研究科ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS)

●第42回CGraSS公開レクチャー(一橋大学国内交流セミナー)
●題目:感情を管理される日本軍兵士たち――軍事化されたマスキュリニティと戦争神経症
●講師:中村江里さん(日本学術振興会特別研究員/立教大学等兼任講師)
●日時:2018年6月27日(水)16:30~18:30
●場所:一橋大学 東キャンパス マーキュリータワー5階 3508室
http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html ,37番の建物
●司会:佐藤文香さん(社会学研究科・教授)
●内容:
20世紀の総力戦では、長期に及ぶ大量殺戮戦争の中で精神的な不調を示す将兵が出現し、「戦争神経症」として軍部の関心事となりました。日本軍が本格的な戦争神経症対策に乗り出すのは日中戦争以降のことですが、この問題は戦後長らく忘却されてきました。
本報告では、陸軍病院の医療記録を用いて、ジェンダーと階級という複合的な社会の構造が軍医たちの疾病解釈にどのような影響を及ぼしたのかを分析し、戦後日本におけるトラウマの長期的な忘却の背景について考察します。
ふるってご参加ください。予約は不要です。
●講師紹介:
1982年生まれ。専門は日本近現代史。アジア・太平洋戦争期の日本を事例に、トラウマと医療・社会について研究している。主要編著に『戦争とトラウマ――不可視化された日本兵の戦争神経症』(吉川弘文館、2018年)、『資料集成 精神障害兵士「病床日誌」』第3巻、新発田陸軍病院編(編集・解説、六花出版、2017年)など。
●お問い合わせ先:ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp
((a)を@にかえて送信してください。)
●HP http://gender.soc.hit-u.ac.jp/