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岐阜

第8回 飛騨慈光会市民講座 「上野千鶴子が語る‘おひとりさまの老後’」

イベントURL:
主催者: 社会福祉法人 飛騨慈光会
主催者URL; http://www.hida-jikoukai.or.jp/
開始日時: 2018年10月28日 (日) 13時00分
終了日時: 2018年10月28日 (日) 16時00分
会場: 高山市民文化会館 3F大講堂
会場URL: http://www.takayama-cb.jp/shisetsu/shisetsu_01.html
連絡先: 飛騨慈光会法人事務局 tel: 0577-32-7441
登録団体:
パンフレット:

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詳細: 第8回 社会福祉法人 飛騨慈光会 市民講座 ~福祉と人権を考えるVol 4~
上野千鶴子が語る 「おひとりさまの老後」

今回の市民講座の趣旨・考え方
 少子高齢化の時代と言われて久しいですが、飛騨地域でも年々高齢化率が確実に高まっていると実感します。高山市の総人口に占める高齢化率は平成27年度調査で30%超(全国平均26.7%)、もうすでに約3人に1人が高齢者です。そして高齢なだけでなく、単身・独居(おひとりさま)のご老人が確実に増えていることも実感します。
 2009年に名著「おひとりさまの老後」を上梓した上野千鶴子氏は、日本の女性学の権威としてあまりにも有名ですが、シングルのキャリア(いわゆる生涯独身)でもあります。「な~んだ、みんな最後はひとりじゃないの、おかえりなさい!」と、著書の中で軽く笑い飛ばしながら‘おひとりさま’問題を語ります。長生きすればするほど‘おひとりさま’は増えます。特に女性は80歳を超えれば約80%がおひとりさまになる。‘ひとりが基本の暮らしに向き合おう’と上野氏は言います。社会問題となっている「孤独死」も上野氏は「孤独死なんて大きなお世話、私は‘在宅ひとり死’と呼ぶ」と言い、準備さえあればひとりでも安心して在宅で死ねると著書内でも述べています。
国が進めている高齢者を対象とした「地域包括ケアシステム」は、病院や施設で暮らす老人を一人でも減らし在宅に戻すことを目的としているとも言われています。これからの高齢者ケアは、「おひとりさま」を地域でそして在宅でどう支えるかが主流となり、「病院死」より「在宅死」が増えることは間違いありません。そしてそれを支えるために何が必要かを「おひとりさまの老後」で提示しています。
 100万部を軽く超えるベストセラーとなった同書は飛騨地域でも多く読まれていると思われます。誰もがなり得る‘おひとりさまの老後’の話を著者の「上野千鶴子」から聞けることは、多くの市民の興味関心に応えるものになるのではないかと考えます。
 飛騨慈光会は、これまで障碍者問題・児童養護問題を中心に取り組んでまいりましたが、今後は高齢者問題にもまじめにコミットしていく決意を今回の上野先生の講演会で示したいと思います。
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