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東京

性の現場から見た「女性の貧困」の10年

イベントURL: http://www.whitehands.jp/20190922.html
主催者: 一般社団法人ホワイトハンズ
主催者URL; http://www.whitehands.jp/menu.html
開始日時: 2019年09月22日 (日) 13時00分
終了日時: 2019年09月22日 (日) 13時00分
会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 409
会場URL: https://nyc.niye.go.jp/category/access/
連絡先: 一般社団法人ホワイトハンズ事務局 m@whitehands.jp
登録団体:
パンフレット:
詳細: <セックスワークサミット2019 秋の大会@渋谷>

  性の現場から見た「女性の貧困」の10年

●開催日時 2019年9月22日(日)13時15分~17時00分

●会場・・・国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 409

(〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1)

●ゲスト

 水無田気流さん(詩人・社会学者)、中村淳彦さん(ノンフィクションライター)

●主宰・・・坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事) ●司会・・・株式会社Ridilover/一般社団法人リディラバ

●参加費・・・3,000円

●定員・・・80名


<性の現場から見た『女性の貧困』の10年>

 2008年12月の年越し派遣村を契機に貧困が社会問題として論じられるようになってから、
 約10年の年月が経ちました。

 この10年の間、「若者の貧困」「女性の貧困」「子どもの貧困」など、スポットライトの当たる対象は
 移り変わっていきましたが、その背景には、性風俗や売春、AVやパパ活など、
 性労働の世界で働く少女・女性・母親たちの存在が、常に見え隠れしていました。

 社会問題としての貧困を巡る一連の動きの中で、性の現場で働く女性たちの存在は、
 センセーショナルな形で消費されることもあれば、2016年のAV出演強要問題、
 2017年のJKビジネス規制都条例のように、政治を大きく動かす力になることもありました。

 もちろん、性の現場で起こっていることだけを論拠にして、現代社会における女性の貧困を語ることはできません。

 一方で、性の現場で起こっていることを抜きにして、現代社会における女性の貧困を語ることもまた、できないはずです。

 性労働の現場には、ジェンダーやLGBT、男女間の経済格差や性差別の問題、シングルマザーや性暴力被害など、
 様々な社会課題が凝縮されています。

 そうした課題が、これまでの10年間でどう変わったか(あるいは変わらなかったか)、
 そしてこれからどう変わっていくのか(変わっていくべきか)を考えていく上でも、
 性の現場の10年を振り返る意義はあるはずです。

 今回のサミットでは、この10年間、性産業の現場から数多くの著作を出されてきたライターの中村淳彦さんと、
 同じくこの10年間、様々な著作やメディアにて現代社会における男女の問題を論じてこられた
 社会学者の水無田気流さんの対談を行います。 

 同世代のお二人のこれまでの著作やご活動、及び貧困問題をめぐるデータ、社会環境や報道の変化を
 時系列で追いながら、この10年間の社会の動き(ジェンダーを巡る問題、女性の生きづらさや貧困の問題)を総括し、
 次の10年に起こりうることや私たちがやるべきことを考えます。