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埼玉

2019年度「男女共同参画推進フォーラム」

イベントURL: https://www.nwec.jp/event/training/g_forum2019.html
主催者: 独立行政法人国立女性教育会館
主催者URL;
開始日時: 2019年08月29日 (木) 13時00分
終了日時: 2019年08月31日 (土) 16時20分
会場: 国立女性教育会館
会場URL: https://www.nwec.jp/access/index.html
連絡先: 国立女性教育会館事業課 Tel:0493-62-6724
登録団体:
パンフレット:

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詳細: 国立女性教育会館(NWEC)では今年も、男女共同参画の推進に向けて共に考えるフォーラムを開催します。
今回のテーマは「つなぐ、あらたな明日へ」。日本国憲法草案作成にGHQ民政局員として携わり、第14条「法の下の平等」、第24条「両性の平等の原則」の条文を作成したベアテ・シロタ・ゴードンさんの娘である法学者ニコール・A・ゴードンさんによる講演「日本国憲法に女性の権利を ~母ベアテ・シロタ・ゴードンの願い~」をはじめ、シンポジウムや多世代ワールドカフェ、公募ワークショップ・パネル展示を施設いっぱいに展開します。
どなたでもご自由にご参加ください。

申 込:不要。当日直接NWEC本館1階受付にお越しください。
(宿泊申込は別途7月8日より先着順受付)

~~~~~主なプログラム~~~~~
【8月29日(木)】
特別講演・トークセッション                  13:15~15:00
「日本国憲法に女性の権利を ~母ベアテ・シロタ・ゴードンの願い~」    
日本国憲法の草案作成の際、社会保障や男女平等の理念を条文に入れることに尽力したベアテ・シロタ・ゴードン。彼女の粘り強い活動によって日本女性が社会に参画する戦後の第一歩が築かれたと言われています。日本国憲法草案に込めた思いやその後の日本との関わりについて、ベアテさんの娘であり法学者でもあるニコール・A・ゴードンさんにご講演いただきます。その後のトークセッションでは、憲法がご専門でベアテさんの活動を熟知する辻村みよ子さんを交え、日本においてベアテさんが果たした役割と歴史的意義について振り返りながら、今日の男女共同参画推進の課題についても考えていきます。
講師:ニコール・A・ゴードン 
          ニューヨーク市立大学バルーク校特別修士課程学部長/
          弁護士/ベアテ・シロタ・ゴードンの長女
   辻村みよ子  明治大学法科大学院教授/東北大学名誉教授/弁護士
聞き手・通訳:尾竹 永子  舞台芸術家

【8月30日(金)】
〇「基本法から20年 ~今こそチャレンジ!政治分野への女性の参画~」13:15~15:00
「男女共同参画社会基本法」成立から20年。法整備は進みながらもなかなか実質的な平等が進まない日本社会において、昨年「政治分野における男女共同参画推進法」が公布・施行され、実際に動き始めました。各地でその動きをさらに実質化していくためには、いったいどのような取組が効果的なのでしょうか。「男女共同参画社会基本法」の起草に関わられた大沢真理さんの解説でこの20年の成果と課題を踏まえつつ、男女共同参画推進の具体的な手法としての政治分野への女性の参画拡大の意義と、その実現のプロセスについて、理論と実践の両面で考えていく機会を提供します。
シンポジスト:三浦 まり  上智大学法学部教授
       河合 覚子  公益財団法人岐阜市教育文化振興事業団 岐阜市女性センター係長
       (他 調整中)
コーディネーター:大沢 真理  前東京大学社会科学研究所所長、東京大学大学執行役・副学長


〇「男女共同参画の視点に立った地域づくりについて考える ~学習オーガナイザー養成研修から~」10:00~12:00
男女共同参画社会の実現を推進するためには、地域課題の解決に向けて男女共同参画の視点から体系化された効果的な学習プログラムを開発・企画し、展開していく人材としての「学習オーガナイザー」が必要です。このワークショップでは、学習オーガナイザーの役割、学習プログラムの設計図となる「プログラムデザイン」、地域づくりを進めるプログラム作りについての解説を行います。そして実践事例をもとにフロアでの討議を行い、男女共同参画の視点に立った企画のあり方について考えます。
講師:松下 光恵  NPO法人男女共同参画フォーラムしずおか代表理事
   中野 洋恵  国立女性教育会館事業課客員研究員
   亀田 温子  十文字学園女子大学名誉教授
ファシリテーター:西山恵美子  国立女性教育会館事業課客員研究員


〇「ユースが見てきた世界とユースから言える社会」15:30~17:30
ニューヨークの国連本部で開催された国連女性の地位委員会(CSW)に参加し学んだ若者が中心となって報告します。報告の後には、参加者の皆さんと一緒に世代を超えた連帯を強化する可能性をディスカッションします。
報告者:三澤 里奈  JAWW(日本女性監視機構) CSW63若者支援 受賞者/
           東京都台東区男女平等推進プラザ登録団体サークルやまとことば
    長谷川 舞  CSW63参加/大学女性協会賛助会員
    春藤  優  JAWW CSW62若者支援受賞者/シャベル:早稲田で性暴力の根を切る代表
コーディネーター:草野 由貴  JAWW役員 CSW63メンター/女性と人権全国ネットワーク事務局

【8月31日(土)】
〇「多世代ワールドカフェ100人会」13:15~16:15
フォーラム3日間を通して得られた知識や情報、スキル等を活かして、明日から地域で男女共同参画を推進していくためにどう行動につなげていけるかを「ワールドカフェ」の手法を用いた情報共有と意見交換を行います。「ワールドカフェ」実践の第一人者、古瀬正也さんがファシリテーターを務めます。
ファシリテーター:古瀬 正也 古瀬ワークショップデザイン事務所代表