国立女性教育会館(NWEC)を埼玉県嵐山町に存続して、機能強化をしようとがんばっています。署名のご協力をよろしくお願いします。
署名の1次集約は3月31日ですので急ぎお送りくださるとありがたいです。オンライン署名も行っています。
可能であれば両方のご署名をお願いします。紙の署名はお手数ですが下のPDFからプリントアウトしてご使用ください。


請願趣旨ここから↓

現 国立女性教育会館の存続を求める請願(趣旨)

国立女性教育会館は、1973 年、婦人団体関係者、研究者、行政関係者からなる基本構想 委員会によって企画構想された。自然環境に恵まれ、都心から 1 時間程度で、最寄駅から歩いて 行けるところ、全国8ヶ所から候補が上がりその中から嵐山町が選ばれた。 国立女性教育会館は、家事育児をするのが当たり前、パートに出たり、仕事をしたり、忙しい日 常を送っている女性たちが自分を取り戻して必要な学習をし、将来を考える場所として選ばれ、研 修・交流・調査研究・情報という4つの機能を持つ施設として設計された。国立女性教育会館は宿 泊による女性等の学び、交流の場である。 嵐山町に国立女性教育会館を位置付ける意味、その使命は今も変わらない。 男女共同参画はもう解決済みだという意見もある。しかし、男女格差指数(ジェンダーギャップ 指数)が 146 か国中125 位の日本、男女共同参画社会実現のためとして、嵐山町から国立女性 教育会館を都心に移転し、オンライン事業・地方の男女共同参画センターに専門職の派遣で済ま せることは、機能縮小、国立女性教育会館の廃止に等しい。 令和 5 年 11 月 29 日、内閣府男女共同参画担当参事官、文部科学省担当課長等が嵐山町 長を訪問し、令和 6 年 3 月 31 日をもって国立女性教育会館を嵐山町から交通の弁の良い場所 に移転すると告げた。嵐山町議会、埼玉県議会は、国立女性教育会館の嵐山町存続の意見書を 提出した。以下、請願する。



男女共同参画社会を推進するため、現国立女性教育会館の予算を増額し、専門性のある人を 育成し、研修・交流・調査研究・情報の4つの機能を強化し、存続することを求める。
内閣総理大臣 岸田 文雄様
文部科学大臣 盛山 正仁様

******請願趣旨ここまで↑*****

ヌエックの理念や歩みなどが、簡単にわかるものを、元理事の大野曜さんが書かれています。こちらもご覧ください。

「国立女性教育会館の設立経緯と当初の基本理念」 大野  曜
NWEC実践研究 第14号 『デジタル技術とジェンダー平等』から
https://www.nwec.go.jp/about/publish/vnas9r0000000a9n-att/jissen14_kikou.pdf



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WANサイト:全国で起こっている、起きそうな女性センター統廃合の動きの関連記事:
「女性センター統廃合攻防の現場から:山梨県の場合」
報告① https://wan.or.jp/article/show/9530
報告② https://wan.or.jp/article/show/9572
報告③ https://wan.or.jp/article/show/9573
報告④【上野千鶴子の講演全文公開「女性センターはなぜ必要か 女性政策 “骨抜き” の歴史から」】 https://wan.or.jp/article/show/10294
報告⑤https://wan.or.jp/article/show/10734
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