イベント情報

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開始日時: 2010年10月28日 (木) 18時30分
終了日時: 2010年10月28日 (木) 21時00分
会場: 東京・文京シビックセンター 区民会議室 4階B
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連絡先: SOSHIREN女(わたし)のからだから tel:03-3353-4474
登録団体:
パンフレット:
詳細: *事前の申し込みは必要ありません。直接会場にお越しください。

 2010年は、旧刑法に堕胎罪が制定されてから130年、現在の刑法からでも103年めにあたります。
堕胎罪とは、妊娠中の女性が堕胎(中絶)したら罰し(212条)、妊娠した女性に頼まれて堕胎させた人を罰し(213条、214条)、さらに、女性に頼まれてない・承諾を得ないで堕胎させた人を罰する不同意堕胎(215条、216条)のことです。
 今年、つきあっていた女性の妊娠を知った男性(職業・医師)が、薬を使って中絶させる事件が起きて、新聞やテレビで「不同意堕胎罪」という言葉が登場しました。
 100年以上も存在している「堕胎罪」とはどのような法律なのか、なぜ存在し続けるのか、堕胎罪があるのに日本では病院で中絶手術を受けられるのはなぜなのか、考えてみたいと思います。

 一方で、「今は理屈ではなく、あらゆる手立てを使って、去年より一人でも子どもを
増やす努力をしなければいけない。私は思い切って母体保護法に手をつける、つまり中
絶禁止までコミットしてもいいくらいの気持ちです」と、死文化した堕胎罪の復活に言
及したのは野田聖子議員でした(「日経ビジネス」オンライン版2010年2月12日)。
 この野田議員は、渡米して卵提供によって妊娠したことを発表し、新聞・テレビをにぎわせています。どのように子どもを持つかは自己決定権だという野田議員の論理は、女の健康運動が求めてきたリプロダクティブ・フリーダムとは似て非なるものです。自己決定とは何なのか? 依頼する側と、卵を提供したり代理出産をする側との格差、生まれてくる子どもの権利、身体の部品化などについて、感じている・考えていることを一緒に話してみましょう。

主催:SOSHIREN女(わたし)のからだから