イベント情報

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主催者:
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開始日時: 2010年11月20日 (土) 13時00分
終了日時: 2010年11月21日 (日) 16時15分
会場: 中京大学名古屋キャンパス
会場URL:
連絡先: クィア学会事務局 Tel&Fax 052-872-5171(直通)
登録団体:
パンフレット:
詳細: 11月20日(土) 13:00-16:00(開場12:00)
シンポジウム「社会制度から/への介入 ― 過去、現在、未来―
シンポジスト :
鶴田幸恵さん(奈良女子大学大学院人間文化研究科)
原美奈子 "ミナ汰"さん("共生社会をつくる"セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク 代表)
堀江有里さん(立命館大学ほか非常勤講師)
司会:谷口洋幸(中央大学ほか非常勤講師)

シンポジウム趣旨:
 性的マイノリティを含む人間の生活は社会制度とのせめぎ合いの中にあるといえるでしょう。医療や社会保障、法律、教育、福祉など、家父長制や性別二元論/異性愛主義のもとで確立してきたさまざまな社会制度は、ときに性的マイノリティの人間性を根源から否定し、ときに生活の質の向上に資する方策として立ち現れています。
 家族/戸籍制度、労働環境の諸問題、国籍制度などは、女性や他のマイノリティだけでなく、性的マイノリティにとっても抑圧的な側面をもつものです。こうした中で、同性愛の精神疾病分類からの除外、性同一性障害や性分化疾患に対する医療の介在、エイズ予防法や人権擁護法案などの審議、性同一性障害者特例法の制定とその影響の検討、性教育の是非をめぐる攻防、同性カップルへの法的保障にかんする議論など、性的マイノリティの生きやすさへの挑戦も行われています。
 社会制度とのかかわり方は、それぞれの立場や考え方によりさまざまでありえます。たとえば社会制度によって一方的に不利益や不都合を おしつけられることもあれば、社会制度に対する変革を要求することもあり、さらには、不利益や不都合を回避して生き抜く方法が模索されたり、社会制度に内在する抑圧性や権力性自体を問い直そうとする試みがなされることもあるでしょう。
 本シンポジウムでは、3人の登壇者を迎え、性的マイノリティの生活と社会制度とのかかわりについて、具体的な実例や理論的な考察をご報告いただき、今後のありうる方向性を検討していきます。

11月21日(日)
10:00-12:20 個人/パネル報告
13:20-16:15 個人/パネル報告

大会プログラムはこちらのURL(http://queerjp.org/conf.html)からダウンロードできます。