「ALL」の検索結果
-
田中東子著『オタク文化とフェミニズム』 ◆永井愛(青土社 編集部)
2024.10.11 Fri
カルチャーとフェミニズムの交差点 いま、「推し活」と名づけられる活動は、社会現象とされるほど大きな広がりを見せています。 「見る主体」はもはや男性だけではなくなり、「推し活」を通じて多くの女性たちもまた「見る主体」となりつつあり、 かつては「オンナコドモ」のものとされていたエンターテインメントも、現在では批評の俎上に載せられるものとして…
タグ:本
-
小竹雅子・編『「市民活動家」は気恥ずかしい――だけど、こんな社会でだいじょうぶ?』 ◆菊地泰博(現代書館 編集部)
2024.10.08 Tue
行政に向き合った40年を洒脱なエッセイに昇華! 一歩一歩の積み重ねで世界を変える! 20代前半から「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の活動を支える事務局を10年間担い、膨大な事務量に心身ともに疲弊して一旦市民活動の場を離れるも、「市民福祉サポートセンター」の発足に関わり、介護保険法の成立を求める市民活動にも加わった。2003年からは…
タグ:市民運動
-
伊集院葉子・著『采女 なぞの古代女性:地方からやってきた女官たち』 ◆池川玲子
2024.10.02 Wed
「采女幻想」を、くつがえす 伊集院さんはいつも旅をしている。 2014年の『古代の女性官僚 女官の出世・結婚・引退』(吉川弘文館)の冒頭では、鳥取県のお寺の裏山を登っていた。八世紀初頭の都で、女官として勤め上げた豪族女性の墓に詣でるためである。この本が明らかにした女性官僚のリアルな実像(それこそ採用条件、配属先、業務、勤務評定、そして…
タグ:女性史 / 日本の女性史・あゆみとくらし / 女性史・ジェンダー史
-
美馬のゆり・著『AIの世界へようこそ:未来を変えるあなたへ』 ◆中村円香 (株)Gakken
2024.10.02 Wed
AI時代の生き方を考えるための本 AIのしくみや歴史から、生成AI、社会的影響、倫理的問題まで 本書の企画編集を担当した中村円香です。 2024年8月26日に図書館向け書籍『AIの世界へようこそ』(著:美馬のゆり)を発売しました。 AI技術が発達し、私たちの日常生活に深く浸透してくる中で、「AIに仕事を奪われるのではないか?」という不…
タグ:本
-
ベティ・フリーダン・著/荻野美穂・訳『女らしさの神話』上・下 ◆荻野美穂
2024.09.30 Mon
フリーダンの『女らしさの神話』新訳を出版しました ベティ・フリーダンのこの著作は、20世紀後半、アメリカでの第2波フェミニズムの発火点となったと言われる世界的に有名な本です。 日本では出版後間もない1965年に、『新しい女性の創造』(三浦冨美子訳、大和書房)のタイトルで邦訳が出され、その後増補版や改訂版も出ましたが、それらはすべて原…
タグ:本 / フェミニズム / ジェンダー / 家族、ケア、フェミニズム / 第2派フェミニズム / フェミニズムのパイオニア
-
【女の深読み「てるてるRC」通信】 井上輝子・著『日本のフェミニズム 150年の人と思想』 ◆渡邉愛里
2024.09.25 Wed
<てるてる Reading Circleとは?> 2012 年に女性学(「女性の女性のための女性による学問」)の第一人者である故井上輝子先生が和光大学を定年退職後「木曜研究会 」をスタート。2014年度に「GF読書会」と名称変更し、WANサイトの女性学講座コーナーに半期ごとの活動報告を掲載。2021年に井上先生が逝去された後は「てる…
タグ:本 / ジェンダー / 読書 / 井上輝子 / 女性史・ジェンダー史
-
写真家・松本路子が初めて挑んだ映画『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』9月25日(水)より東京都写真美術館ホール、9月27日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
-
古川弘子・著『翻訳をジェンダーする』(筑摩書房) ◆古川弘子(著者、東北学院大学)
2024.09.12 Thu
2023年10月に「WAN女性学ジャーナル」に「『女のからだ』(1974)とフェミニスト翻訳」を掲載していただきました、古川弘子と申します。 荻野美穂先生のご著書『女のからだ フェミニズム以後』(2014、岩波書店)でOur Bodies, Ourselvesと2冊の日本語訳、『女のからだ』と『からだ・私たち自身』のことを知って以…
タグ:本