週刊読書人3301号 対談=信田さよ子X大嶋栄子
作成日:2019-08-09 22:25:42
第1回
性加害者と性被害者の圧倒的な非対称性
2019年8月9日
第2回
責任を問うとは、加害者を人として扱うこと
2019年8月10日に公開
第3回
被害者像・加害者像を膨らませる
2019年8月11日に公開
第4回
加害者の人格と暴力を分ける
2019年8月12日に公開
第5回
性虐待は国家と通底した暴力
2019年8月13日に公開
第6回
言葉が性虐待の今後を変える
2019年8月14日に公開
週刊読書人ウェブで第1回が公開中
紙面では第5回が興味深い。
性虐待が国家と通底した暴力であるという指摘。
戦時性暴力は単なる性欲と考えるのではなく男性の群れ
としての発情と考えるべきであると。慰安婦をホモソーシャル
の文脈に置くというのは理解できる。私は戦争のような
男性にとっての恐怖状況になぜ慰安婦が必要なのか
さっぱりわからなかったがホモソーシャルな連帯?を深めて不安をまぎらわしていたようだ。
慰安婦問題に対し極端に差別的な態度をとる男性は
性虐待についても寛容になるのではないか?
女性はパートナーを選ぶときそこに注目すればDV男を選ぶ
ことが減るかもしれない。
「あなたの慰安婦問題についての考えを聞かせてください」
「必要悪としての売春」「戦時性暴力はどこの国にもある」
などとのたまう男は危ないと思う。
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