わいわいWAN

通貨が変われば金利も変わる

作成日:2016-11-06 23:20:17

ZOO

皆さん、こんばんは!
前回の更新からだいぶ日が経ってしまいました。

先月まで国家試験に挑戦しておりましたZOOでございます。
結果についてはまた後日報告いたします。

さて、前回ワンポイントとして「通貨と金利」について書きますとお伝えをしていたので、今日はそのことに触れていきたいと思います。

その前に、明後日11月8日(火)はアメリカの大統領選挙ですね!

米国初の女性大統領としてヒラリー・クリントン氏(民主党)が勝利するのか、過激な発言で中間層から熱烈な支持を受けるドナルド・トランプ氏(共和党)が勝利するのか、いよいよ決定されるので大変楽しみです。

マネーについて考えるときには、世界の政治情勢や経済動向には常に敏感にいなければなりません。

このような政治イベントがあるときは、市場の変動リスクが高まるため、為替や金利に大きな影響を与えるためです。

例えば、アメリカの通貨である米ドルで考えれば、政治リスクが高まれば米ドルは売られ(相対的に円が買われ)、円高ドル安となります。

1米ドルの価値が、120円から100円に下がるといった場合をさします。

今回の場合、市場はクリントン氏の勝利で米ドル高、トランプ氏の勝利で米ドル安という方向で見ています。

政治もそんなに単純ではないので、実際にそうなるかは何とも言えませんが大方の見方はこのようになっています。

来年以降はまた潮目が変わるでしょうけれども。

さて、本題に戻りましょう。
マネーを有効活用するときに通貨と金利について考えなければなりません。今は世界的な低金利時代であり、昔のように預金においておくだけで将来が安泰という時代は終焉しました。

未だにその時代の到来から目を背けている日本人や、言い過ぎだろうと考えている人も多いようですが、全くの誤りであると言ってもいいと思っています。

今に年金の支給額は減り、受給をする年齢は70歳、75歳と引き上げられていくでしょう。もちろんリタイアする年齢もあがりますが、高齢になっても働き盛りの年代と同じ収入を獲得しつづけられる人はどの程度いるのでしょうか。

その時が来た時に、十分な備えができている人がどれだけいるのでしょうか。

日本も、世界的低金利時代の例に漏れず、というよりズバ抜けた水準にありますね。そのため、保有している通貨が日本円だけの方はいつまで経っても将来必要な資金を準備することはできないのです。

こんな時代ですので、まだ日本よりはマシ!という程度ですが、高金利の国の通貨でマネーを保有することに意義があるのです。

すなわち周辺の先進国で言えば、オーストラリアやニュージーランドといったところでしょうか。そこに、今後金利正常化を目指しつつあるアメリカを加えて、この3カ国の通貨が一般的な投資対象通貨となり得ると考えられます。

その他の通貨に関しては、初心者にはちょっと不向きだと思っていますので割愛致します。

ちなみに金利は現在、日本0.1%、アメリカ0.5%、オージー1.5%、ニュージー2.0%です。金利が高い国に投資をしたほうがお金は早く増えます。

なので、投資をする際には通貨と金利も含めて考えなければならず、各国の政治情勢や経済動向に注視しなければならないのです。

これは株式投資や国債などを買うときや、投資信託の運用を始めてみるときだけでなく、子どもの学資保険や将来の自分や家族の老後資金を用意するための保険や運用についても当てはまることなのです。

為替ってよくわからないし、リスクがな・・・とよく耳にしますが、日本円のような超低金利の通貨のみを保有しているほうがよっぽど将来困窮すると、わたしは見ています。

皆さんはどうですか?
それぞれこんなことに気をつけています!といったご意見を頂けるととても嬉しいです。

寒くなってきましたので、お体に気をつけてくださいね。

コメントはありません。

ミニコミ図書館
寄付をする
女性ジャーナル
博士論文データベース
[広告]挑戦するフ>ェミニズム
> WANサイトについて
WANについて
会員募集中
> 会員限定プレゼント
WAN基金
当サイトの対応ブラウザについて
年会費を払う
女性のアクションを動画にして配信しよう

アフェリエイトの窓

  • データから読む 都道府県別ジェンダー・ギャップ──あなたのまちの男女平等度は? (...

  • 女の子のための西洋哲学入門 思考する人生へ / 著者:メリッサ・M・シュー / 2024...

  • 〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学 / 著者:小山内 園子 / 2024/11/11

amazon
楽天