エッセイ

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繰り返し語りかけることを許されて 新田啓子

2012.11.25 Sun

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.竹村和子先生を喪ってすでに1年が経とうとしている。この間私は、多くの友人たちと悲しみや思い出を分かち合い、またみずからの想いを刊行物に綴ることを許されてきた。

亡き人に、そしてその人を亡くして生きる仲間たちに語りかける機会を幾度も得るという経験は、僥倖であり、かつ気おくれを免れ得ないものである。その反復の意味は何なのか。他の追悼の言葉が生じうる空間を領有しかねない反復は。

だが他方、繰り返しても、繰り返しても尽きない言葉は、いたみに終わりがないこと、先生の記憶が永劫であること自体を物語っているのかも知れない。

私は半年前、その時の想いを文章にする機会を与えられた。小文「生き延びることを学べたか?」をこの追悼の場にいれて下さった岡野八代さん、河野貴代美さんに御礼を言います。また、これが二つのフェミニスト・サイトのつながりとなることを期し、国際基督教大学ジェンダー研究センターNL上の小文にリンクを貼ることを許可下さった田中かず子さん、どうもありがとうございました。

竹村先生、あなたを繰り返し憶うことが、これからも様々な活動を触発していくことでしょう。

国際基督教大学ジェンダー研究センターNl上の新田啓子さんによる「生き延びることを学べたか?」は、こちらからご覧ください。








カテゴリー:竹村和子さんへの想い / シリーズ

タグ: / フェミニズム / 竹村和子

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